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ポータブル Web サービスクライアント
Web サービスクライアントをクライアントマシンで適切に実行できるようにしたり、Web サービスクライアントが複数の Windchill インスタンスで複数の同一サービスホストと対話できるようにしたりするには、いくつかの課題を解決する必要があります。セキュリティポリシーのコンフィギュレーションは基本的にはコンパイル時にハードコード化されるため、新しいクライアントはクライアントホストごとに再設定される必要があります。同様に、Web サービスのアドレスはコンパイル時に固定されるため、サービスインスタンスと対話するクライアントを個別に作成するには、サービスの終点がプログラムによって指定される必要があります。Web サービスクライアントの移植性を向上させるため、Web サービスフレームワークでは JAX-WS ハンドラチェーンが使用されており、これによってクライアント JAR ファイルが必要に応じて再設定されるようにできます。