高度なカスタマイズ > Info*Engine ユーザーガイド > Task Webject リファレンス > Web Event Service Webject > Subscribe-Event
  
Subscribe-Event
説明
この Webject を実行して購読する Info*Engine プロセスに特定のイベントを受信させます。イベントが渡されると、Info*Engine はリクエストまたは利用可能なデータから実行環境を構築し、設定されたタスクを実行します。Webject の実行が正常に完了すると、0 のステータスを持つ空のステータスグループが、イベントに正常な購読を中継したことを通知するメッセージとともに返されます。Webject の実行が失敗すると、適切な例外が発生します。
構文
<ie:webject name="Subscribe-Event" type="WES">
  <ie:param name="DBUSER" data="username"/>
  <ie:param name="EVENT" data="event_name"/>
  <ie:param name="EXECUTE_TASK" data="task_name"/>
  <ie:param name="FAILURE_TASK" data="task_name"/>
  <ie:param name="GROUP_IN" data="event_handlers"/>
  <ie:param name="GROUP_OUT" data="results"/>
  <ie:param name="PASSWD" data="password"/>
</ie:webject>
パラメータ
必須
選択
オプション
EVENT
DBUSER
EXECUTE_TASK
GROUP_OUT
FAILURE_TASK
PASSWD
GROUP_IN
SERVICE
DBUSER
MOM への接続時に使用するユーザー名を指定します。このパラメータを指定すると、そのパラメータ値は、認証済みユーザーの既存の資格証明マッピング、または MOM への接続に使用するサービスの .wes.username および .jms.username プロパティで指定されている値よりも優先されます。詳細については、MOM の資格証明マッピングを参照してください。
このパラメータを省略すると、Web Event Service (WES) 用のマッピングされた認証が使用されます。このようなマッピングが見つからない場合は、Java Messaging Service (JMS) 用のマッピングされた認証が使用されます。これらのマッピングされた資格証明がいずれも見つからない場合は、.wes.username プロパティで設定されている値が使用されます。.wes.username プロパティが設定されていない場合は、.jms.username プロパティで設定されている値が使用されます。いずれのプロパティも設定されておらず、この DBUSER パラメータに値を指定しない場合、Info*Engine は MOM に接続するときにユーザー名を指定せず、匿名の接続を試みます。
このパラメータはオプションです。
EVENT
受信するイベントの LDAP 識別名を示します。値は設定されているベース URI を基準とする LDAP 相対識別名です。<event_name>@<domain> という構文を使用して、名前に意味を補足し、名前のコンフリクトを避けることをお勧めします。相対の場合に、明示的に指定されていない場合、cn= (共有名の属性) は暗黙的です。
GROUP_IN を指定していない場合、このパラメータは必須です。
EXECUTE_TASK
イベント通知で実行されるタスクを示します。GROUP_IN を指定していない場合、このパラメータは必須です。
FAILURE_TASK
EXECUTE_TASK が実行されない場合に実行されるタスクを示します。GROUP_IN を指定していない場合にのみ、このパラメータを指定できます。このパラメータのデフォルトはエラーのログです。
GROUP_IN
EVENT、EXECUTE_TASK、および FAILURE_TASK を抽出するグループの名前を指定します。このグループには EVENT および EXECUTE_TASK 列が必要です。FAILURE_TASK コラムも指定できます。購読は入力グループの各行に発生します。EVENT および EXECUTE_TASK を指定していない場合、このパラメータは必須です。
GROUP_OUT
正常に終了すると作成されるステータスグループの名前を指定します。このパラメータのデフォルトでは、subscription-results という名前のグループを作成します。このパラメータはオプションです。
PASSWD
MOM への接続時に使用するパスワードを指定します。このパラメータを指定すると、そのパラメータ値は、認証済みユーザーの既存の資格証明マッピング、または MOM への接続に使用するサービスの .wes.password および .jms.password プロパティで指定されている値よりも優先されます。詳細については、MOM の資格証明マッピングを参照してください。
このパラメータを省略すると、Web Event Service (WES) 用のマッピングされた認証が使用されます。このようなマッピングが見つからない場合は、Java Messaging Service (JMS) 用のマッピングされた認証が使用されます。このようなマッピングされた資格証明がいずれも見つからない場合は、.wes.password プロパティで設定されている値が使用されます。.wes.password プロパティが設定されていない場合は、.jms.password プロパティで設定されている値が使用されます。いずれのプロパティも設定されず、この PASSWD パラメータに値を指定していない場合は、MOM に接続するときに Info*Engine はパスワードを指定しません。
このパラメータはオプションです。
SERVICE
特定の JMS サービスに接続できるように設定されている Info*Engine プロパティセットの名前を指定します。これにより、単一の Info*Engine 仮想マシン (VM) に対して複数の JMS サービスを設定できます。
このパラメータはオプションです。
以下の例は、指定されたイベントに現在の Info*Engine プロセスを購読します。
<%@page language="java" session="false"%>
<%@taglib uri="http://www.ptc.com/infoengine/taglib/core"
                                               prefix="ie"%>
<ie:webject name="Subscribe-Event" type="WES">
  <ie:param name="DBUSER" data="$(@FORM[]dbuser[])"/>
  <ie:param name="PASSWD" data="$(@FORM[]passwd[])"/>
  <ie:param name="EVENT" data="$(@FORM[]event[])"/>
  <ie:param name="GROUP_IN" data="$(@FORM[]group_in[])"/>
  <ie:param name="GROUP_OUT" data="$(@FORM[]group_out[])"/>
</ie:webject>
この例を実際に実行するには、DBUSER、PASSWD、EVENT、GROUP_IN、および GROUP_OUT 変数を識別するフォームを指定する必要があります。