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Queue-Task
Info*Engine のタスクキューの購読ユーザーが、実行するタスクをキューに追加できるようにします。タスクは、タスク実行名、および必要な場合は 1 つまたは複数の既存の Info*Engine グループから構築されます。
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この Webject を使用するには、タスクをキューに入れるように環境を設定する必要があります。
構文
<ie:webject name=Queue-Task type="MSG">
  <ie:param name="CORRELATION_ID" data="message_selector"/>
  <ie:param name="DBUSER" data="username"/>
  <ie:param name="DESTINATION" data="queue_name"/>
  <ie:param name="GROUP_IN" data="group_name"/>
  <ie:param name="PASSWD" data="password"/>
  <ie:param name="PRIORITY" data="numeric_value"/>
  <ie:param name="QUEUE" data="queue_name"/>
  <ie:param name="RESULT_TIME_TO_LIVE" data="minutes"/>
  <ie:param name="TASK" data="task_uri"/>
  <ie:param name="TASK_TIME_TO_LIVE" data="minutes"/>
</ie:webject>
パラメータ
必須
選択
オプション
TASK
CORRELATION_ID
DBUSER
SERVICE
DESTINATION
GROUP_IN
PASSWD
PRIORITY
QUEUE
RESULT_TIME_TO_LIVE
TASK_TIME_TO_LIVE
CORRELATION_ID
結果の JMS ヘッダの相関識別子として設定する JMS メッセージセレクタを指定します。その後、このパラメータの値は、対応する結果を選択する Query-Results または Delete-Results Webject の WHERE パラメータの値として使用できます。
このパラメータのデフォルト値は、SERVER コンテキストグループ内にある auth-user HTTP ヘッダ値から導出されます。auth-user を定義せず、明示的な相関識別子を指定しない場合、相関識別子はタスクに関連付けられません。この場合は、Query-Task から返される Info*Engine グループは、タスクと関連付けられている相関識別子の値を返します。このパラメータはオプションです。
DESTINATION
タスクの実行後、レスポンスを入れるキューの LDAP 識別名。このパラメータのデフォルトでは、com.infoengine.msg.defaultResponseQueue プロパティで指定されている値を使用します。このパラメータはオプションです。
DBUSER
MOM への接続時に使用するユーザー名。このパラメータを指定すると、そのパラメータ値は、認証済みユーザーの既存の資格証明マッピング、または MOM への接続に使用するサービスの .msg.username および .jms.username プロパティで指定されている値よりも優先されます。詳細については、MOM の資格証明マッピングを参照してください。
このパラメータを省略すると、Info*Engine のメッセージ送受信ソフトウェア用のマッピングされた認証が使用されます。このようなマッピングが見つからない場合は、Java Messaging Service (JMS) 用のマッピングされた認証が使用されます。これらのマッピングされた資格証明がいずれも見つからない場合は、.msg.username プロパティで設定されている値が使用されます。.msg.username プロパティが設定されていない場合は、.jms.username プロパティで設定されている値が使用されます。いずれのプロパティも設定されておらず、この DBUSER パラメータに値を指定しない場合、Info*Engine は MOM に接続するときにユーザー名を指定せず、匿名の接続を試みます。このパラメータはオプションです。
SERVICE
特定の JMS サービスに接続できるように設定されている Info*Engine プロパティセットの名前。これにより、単一の Info*Engine 仮想マシン (VM) に対して複数の JMS サービスを設定できます。このパラメータはオプションです。
GROUP_IN
キューに入れるタスクに添付するローカル VDB Info*Engine グループのオブジェクト名。デフォルトの動作は、グループを添付しません。このパラメータには複数のグループを指定できます。このパラメータはオプションです。
PASSWD
MOM への接続時に使用するパスワード。このパラメータを指定すると、そのパラメータ値は、認証済みユーザーの既存の資格証明マッピング、または MOM への接続に使用するサービスの .msg.password および .jms.password プロパティで指定されている値よりも優先されます。
このパラメータを省略すると、Info*Engine のメッセージ送受信ソフトウェア用のマッピングされた認証が使用されます。このようなマッピングが見つからない場合は、Java Messaging Service (JMS) 用のマッピングされた認証が使用されます。このようなマッピングされた資格証明がいずれも見つからない場合は、.msg.password プロパティで設定されている値が使用されます。.msg.password プロパティが設定されていない場合は、.jms.password プロパティで設定されている値が使用されます。いずれのプロパティも設定されず、この PASSWD パラメータに値を指定していない場合は、MOM に接続するときに Info*Engine はパスワードを指定しません。このパラメータはオプションです。
PRIORITY
送信メッセージに設定する整数の優先度を指定します。JMS キューの優先度の有効範囲は、0 ~ 9 で、通常のデフォルト値は 4 です。Info*Engine は優先度を無視しますが、Info*Engine によって送信されたイベントを受信するサードパーティのソフトウェアではこれが使用される場合があります。このパラメータのデフォルトでは、優先度を設定しません。これによって、メッセージは MOM のデフォルトの優先度でキューに入れられます。このパラメータはオプションです。
QUEUE
タスクを配置するキューの LDAP 識別名。このパラメータのデフォルトでは、com.infoengine.msg.defaultExecutionQueue プロパティで指定されている値を使用します。このパラメータはオプションです。
RESULT_TIME_TO_LIVE
MOM によって破棄されるまで、タスクの実行結果がレスポンスキュー内に保持される時間を指定する数値を示します。このパラメータは数の文字列で分単位で指定します。このパラメータのデフォルトは 0 です。この場合、MOM によってレスポンスは破棄されません。このパラメータはオプションです。
TASK
EXECUTION_QUEUE のリスナーが実行する XML タスクファイルの場所である URI を指定します。URI は以下の相対 URI または絶対 URI のどちらかです。
相対 URI の参照ファイル。ローカル Info*Engine のタスクプロセッサに定義されたルートファイルシステムディレクトリに常駐します。
絶対 URI の参照ファイル。ローカルファイルシステム、またはリモート HTTP サーバーに常駐するか、またはアクセス可能な LDAP ディレクトリを介して参照されます。
URI の例については、URI と URL の指定を参照してください。
このパラメータは必須です。
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NT システムではバックスラッシュ (\) をディレクトリのセパレータとして使用しますが、本ガイドの URI ではファイルパスのセパレータとしてスラッシュ (/) を使用します。スラッシュを指定すると、Info*Engine はすべてのシステム URI を正しく識別します。NT URI にバックスラッシュを使用する場合、URI でバックスラッシュをエスケープする必要があります。つまり、URI では 1 つの \ について 2 つ \\ と入力します。
TASK_TIME_TO_LIVE
MOM によって破棄されるまで、実行キューにメッセージを保持する時間を指定した数値を示します。このパラメータは数の文字列で分単位で指定します。このパラメータのデフォルトは 0 です。この場合、MOM によってメッセージは破棄されません。このパラメータはオプションです。
以下の例は、指定されたタスクを指定されたキューに追加します。
<%@page language="java" session="false"%>
<%@taglib uri="http://www.ptc.com/infoengine/taglib/core" prefix="ie"%>
<ie:webject name="queue-task" type="MSG">
  <ie:param name="TASK" data="$(@FORM[]TASK[0])"
             default="/com/company/CreateGroup.xml"/>
  <ie:param name="QUEUE" data="$(@FORM[]QUEUE[0])"/>
  <ie:param name="TASK_TIME_TO_LIVE"
                                  data="$(@FORM[]TTTL[0])"/>
  <ie:param name="RESULT_TIME_TO_LIVE"
                                  data="$(@FORM[]RTTL[0])"/>
  <ie:param name="DESTINATION" data="$(@FORM[]DEST[0])"/>
  <ie:param name="CORRELATION_ID"
                                data="$(@FORM[]CORRID[0])"/>
  <ie:param name="PRIORITY" data="$(@FORM[]PRIORITY[])"/>
  <ie:param name="GROUP_OUT" data="myQueueResults"/>
</ie:webject>
この例を実際に実行するには、TASK、QUEUE、TTTL、RTTL、DEST、CORRID、および PRIORITY 変数を識別するフォームを指定する必要があります。