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SOAP による Infor*Engine タスク呼び出し
SOAP リクエストを通じて Info*Engine タスクを呼び出すには、以下の条件を満たす必要があります。
タスクは、論理 CLASS 引数に対応するタスクルートディレクトリの下位のディレクトリパスに置く必要があります。これにより、クラスがサポートするタスク (またはメソッド) を論理的および階層的に整理された状態で維持できます。タスクに関連付けられたタスク代理エントリがタスクを正しく参照するかぎり、タスクルート内の任意の場所にタスクを配置できます。タスクは、タスク階層内の任意の場所に配置できます。
タスクは、SOAP リクエスト内で使用される CLASS を反映した名前のタイプ識別子内に、タスク代理として登録される必要があります。タスク委任は、委任管理ユーティリティまたは提供されたツールを使用して手動で作成できます。
タスクに入力パラメータが必要であるか、タスクが Info*Engine グループ以外のレスポンスを返す場合、SOAP マークアップコメント内に特別な SOAP コメント行を含める必要があります。詳細については、SOAP コメントの挿入を参照してください。
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@return コメントを省略しても指定してもクライアントにとっては同じ結果が得られますが、PTC では以下のコメントを含めることを推奨しています。
@return INFOENGINE_GROUP $(output)
@return コメントを指定しないと、データは XML 表現でシリアル化されて String としてレスポンスにそのまま引き継がれるので、クライアントは SOAP の戻り値を逆シリアル化してから内部で XML を処理することになります。なるべく @return 行を指定して Info*Engine Group タイプを返すようにしてください。これによって、より有用なインタフェースが作成され、効率が向上します。