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ファイルエントリ
一部のカスタムタグでは、ファイルへの有効な URI として特定のパラメータ値を入力する必要があります。また、一部の Webject では、ファイルへの有効な URL として特定のパラメータ値を入力する必要があります。どちらの場合も、タグまたは Webject での定義に従って実行するファイルの場所を入力します。URI と URL は相対または絶対にすることができます。
相対 URI および URL は、ローカル Info*Engine タスクプロセッサに対して定義されたファイルシステムのルートディレクトリの下位にあるファイルを参照します。
絶対 URI および URL は、ローカルファイルシステム内にあるファイル、リモート HTTP サーバー上にあるファイル、またはアクセス可能な LDAP ディレクトリを介して参照されるファイルを参照します。
絶対ファイル参照は以下のように分類できます。
file:/// で始まる参照は、ローカルファイルシステムへの参照です。ドライブ文字を指定する場合は、すべて大文字またはすべて小文字のドライブ文字を使用してください。Info*Engine では、大文字と小文字が区別されます。したがって、2 つのファイル参照の違いがドライブ文字が大文字か小文字かのみである場合、Info*Engine ではそれらの参照が 2 つの個別パスとして扱われます。
http:// で始まる参照は、リモートシステム上のファイルを特定します。
ldap:// で始まる参照は、LDAP エントリの属性に格納されているタスクを特定します。
LDAP URL の一般的なフォーマットは以下のとおりです。
ldap://hostname:port/search_base?attribute_names?scope?filter
LDAP URL を指定するには、URL の各部分を適切な値に置き換えます。
hostname:port は、LDAP ディレクトリサーバーのロケーションを指定します。デフォルトの LDAP ポート (ポート 389) でサーバーが応答する場合は、ポートを省略できます。
search_base は、サーチ対象のサブツリーのルートとなるエントリを特定する識別名です。
attribute_names は、選択したディレクトリエントリから返される属性をコンマで区切ったリストです。デフォルトでは、すべての属性が返されます。
scope は、サーチの範囲を決定します。有効な範囲の値は以下のとおりです。
SUB - サブツリーのサーチ
ONE - 単一レベルサーチ
BASE - 識別名によって特定されたエントリのみのサーチ
デフォルトでは、scope は BASE に設定されます。
filter は、サーチフィルタを定義します。デフォルトでは、すべてのエントリが選択されます。
タスクが格納されている LDAP エントリを探すには、このフォーマットから scope および filter 属性を省略します。タスクが格納されている LDAP エントリの識別名と、タスクソースが格納されている属性の属性名を指定します。