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External Custom Webject の作成
一意の Java パッケージ内で public クラスを記述することによって、Info*Engine の External Custom Webject を生成できます。クラス名は必ず一意である必要があり、標準の Java ネーミング規則に従います。
名前の各語をハイフンで区切ることによって、Info*Engine Webject の名前はクラス名から派生します。たとえば、クラス名が averageColumn の場合、Webject 名は Average-Column となります。
Webject 名では、大文字と小文字は区別されません。
クラス内の Custom Webject が以下の作業を行うように、クラスを記述する必要があります。
静的メソッドとして実装される。
com.infoengine.object.factory.Task オブジェクトを唯一の引数とする。
com.infoengine.object.factory.Task オブジェクトを返す。
エラー発生時に IEException を発生させる。
たとえば、Average-Column Custom Webject を実装するメソッドのひな型は以下のようになります。
import com.infoengine.object.factory.Task;
public static Task averageColumn ( Task task ) throws IEException {
    :
    :
    Task response = new Task();
            response.addVdb ( group_out );
            return response;
    :
    :
}
複数の Custom Webject のコードを同じクラスに入れることができます。たとえば、複数の Custom Webject メソッドが使用する private メソッドがある場合は、private メソッドと Custom Webject メソッドをあるパッケージ内の 1 つのクラス内に入れることができます。
NumericColumnWebjects.java ファイルをコンパイルするときには、ieWeb.jar ファイルと servlet.jar ファイルをクラスパスに加える必要があります。コンパイルしたファイルを、JSP エンジンを介して Info*Engine で自動的に使用できるようにするには、Info*Engine がインストールされている WEB-INF/classes ディレクトリにこれらのファイルを置きます。このディレクトリが存在しない場合は、作成できます。