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Info*Engine プロパティ管理
Info*Engine プロパティ管理ユーティリティを使用して、Info*Engine コンポーネントの LDAP エントリを設定します。Info*Engine インストーラは、ネーミングサービス、Info*Engine サーブレット、Info*Engine サーバー、およびインストールするタスクプロセッサに LDAP エントリを設定します。
ネイティブアダプタをインストールした後、アダプタのプロパティを設定する必要があります。非ネイティブアダプタをインストールした後、ゲートウェイプロパティを設定して、非ネイティブアダプタのゲートウェイを定義する必要があります。
Info*Engine LDAP エントリを表示または修正したり、ほかのコンポーネントにエントリを追加するには、Info*Engine プロパティ管理ユーティリティを起動します。Info*Engine プロパティ管理ユーティリティは、JSP ルートディレクトリの下位の infoengine/jsp/admin ディレクトリにあります。たとえば、インストールによって JSP ルートディレクトリにデフォルトの「Windchill」エイリアスが設定され、Info*Engine がローカルホスト上でデフォルトのポートを使用してインストールされたと仮定します。次の URL を入力して、Info*Engine プロパティ管理ユーティリティを起動します。
http://localhost/Windchill/infoengine/jsp/admin/index.jsp
または、Windchill の「ナビゲータ」枠で、「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「Info*Engine 管理」の順に選択します。
Info*Engine プロパティ管理ユーティリティが開き、ログオンページが表示されます。
「ベース URI」に設定する値は、LDAP ディレクトリが常駐するホスト、既存のサービスエントリを表示する際に使用する LDAP ディレクトリレベル、および新しいエントリを作成するためのデフォルトのディレクトリレベルです。たとえば、プロパティ管理ユーティリティで設定するプロパティが、"ldap.company.com" という名前のホスト上で、そのディレクトリの「dc=windchill,dc=company,dc=com,cn=config,o=company」サブツリーに存在しているとします。この結果、ベース URI は次のようになります。
ldap://ldap.company.com/dc=windchill,dc=company,dc=com,cn=config,o=company
「LDAP サーバー管理者」は、ディレクトリ内で Info*Engine エントリを作成および修正する権限を持ったユーザーを識別する LDAP ディレクトリエントリを参照します。また、「パスワード」は、指定された管理者とともに使用されるパスワードです。
最初のログオンの後、デフォルトの「ベース URI」値を設定できます。これらの設定オプションおよび Info*Engine プロパティ管理ユーティリティの使用に関する一般的な情報については、プロパティ管理ユーティリティの使用を参照してください。