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単純なセキュアソケットファクトリ
実装の例として、Info*Engine には以下の単純なセキュアソケットファクトリを提供します。
com.infoengine.au.ssl.SimpleSocketFactory
com.infoengine.au.ssl.SimpleServerSocketFactory
この実装は、以下のアイテムが識別または作成済みであり、タスクプロセッサ、サーブレット、およびプロセス外アダプタサービス内に、対応するプロパティが設定されていることを前提としています。
.ssl.simpleSocket.host.port.protocol
プロトコルの名前を設定します。
使用される安全ソケットプロトコル。これは通常、TLS または SSL です。デフォルトでは、ソケットの動作は接続ハンドシェイキングにより完全に決定されます。
.ssl.simpleSocket.host.port.keyFile
指定されたホストとポートを使用するソケットにキーを与えるために使用するファイルの完全修飾名を設定します。
TLS または SSL プロトコルが使用するキーが含まれているファイル。Web サーバーのセキュアソケットのアクセスで提供されるツールを使用して、キーファイルを作成できます。
.ssl.simpleSocket.host.port.algorithm
アルゴリズムの名前を設定します。
キーマネージャが使用するセキュリティアルゴリズム。デフォルトでは、これは SunX509 です。
.ssl.simpleSocket.host.port.keyStoreType
キーストアのタイプを設定します。
キーストアのタイプ。デフォルトでは、これは JKS です。
.ssl.simpleSocket.host.port.password
キーストアのパスワードを設定します (必要な場合)。
キーストアの確認とローディングに使用するパスワード。デフォルトでは、キーストアはパスワードで確認されません。
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上の表に示されているように host.port を指定する代わりに host だけを指定した場合、指定されたホスト上のすべてのポートにプロパティが適用されます。host.port を使用してプロパティを定義した場合、このプロパティは host だけを指定したプロパティをオーバーライドします。