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互換性リンクの作成
互換性リンクを作成するには、以下の手順に従います。
1. 製造リソースブラウザのツリーで、互換性リンクを追加するリソースを選択します。
2. 「互換性」タブをクリックします。
3. 「互換性あり」テーブルで、「互換性を追加」アイコンをクリックします。「互換性を追加」ダイアログボックスが開きます。
4. 「サーチ対象」ドロップダウンリストで、サーチするオブジェクトのタイプを選択します。
5. サーチ基準を入力し、「サーチ」をクリックします。サーチの結果がウィンドウの下部に返されます。
6. 目的のオブジェクトを選択し、「OK」をクリックします。「互換性を追加」ダイアログボックスが開きます。
7. ドロップダウンリストを使用して、オブジェクトに関連付ける互換性タイプを選択します。製造能力に定義できる互換性リンクは以下のとおりです。
「許容範囲内」: オペレーション実行のため、リンクされたオブジェクトを製造能力とともに使用できます。たとえば、ドリルプロセス (製造能力) では複数のタイプのドリルを使用できます。ドリル機能をオペレーションに関連付けると、有効なドリルのリストが表示され、オペレーションに関連付けるドリルを選択できます。
「対応」: リンクされたオブジェクトは、相互に等しいものと見なされます。「対応」互換性は、作業拠点、技能など、同じタイプのリソースでなければなりません。
「禁止」: リンクされたオブジェクトを製造能力とともに使用することはできません。禁止されたオブジェクトを製造能力に関連付けることはできません。
「必須」: オペレーション実行のため、リンクされたオブジェクトを製造能力とともに使用する必要があります。たとえば、溶接プロセス (製造能力) で溶接ガス (加工材料) は必須です。溶接機能をオペレーションに関連付けると、溶接ガスもそのオペレーションに自動的に関連付けられます。
「非推奨」: リンクされたオブジェクトは、製造能力とともに使用することが推奨されません。
「優先」: リンクされたオブジェクトは、製造能力とともに使用することが推奨されます。たとえば、ドリル機能では、特定の互換性のあるドリルがオペレーションの優先ツールになります。ドリル機能をオペレーションに関連付けると、そのオペレーションのツールとして優先ドリルが推奨されます。
8. オプションで、「セットアップ使用率」「プロセス使用率」「分解使用率」「キュー使用率」「移動使用率」「待機使用率」「その他の使用率」を選択します。
9. 「OK」をクリックします。選択したオブジェクトが「互換性あり」テーブルに表示されます。