エンタープライズ管理 > Windchill ESI の実装 > SAP 環境での Windchill ESI の実装 > WAN とファイアウォールの通過の調整方法に関する検討事項 > TIBCO Rendezvous を使用した WAN およびファイアウォールの通過 > Rendezvous Secured Daemons (RVSD) および Rendezvous Routing Secured Daemons (RVRSD)
  
Rendezvous Secured Daemons (RVSD) および Rendezvous Routing Secured Daemons (RVRSD)
一般的な Rendezvous デーモンである RVD と RVRD は、セキュリティ保護されていない TCP 接続を介してクライアントと通信します。対照的に、これらのセキュリティ保護バージョンである RVSD と RVSRD は、SSL 接続を介してクライアントと通信し、セキュリティ保護されていないネットワークでもクライアント通信のセキュリティを保護できます。セキュリティ保護されたデーモンは、以下の 3 つの方法でクライアントアクセスを制限します。
承認されたクライアントだけがセキュリティ保護されたデーモンに接続できます。
セキュリティ保護されたデーモンは、クライアント転送が通信に使用する UDP または PGM サービスとネットワークの組み合わせを制限します。
セキュリティ保護されたデーモンは、クライアントがアクセスできる件名スペースを制限します。
セキュリティ保護されたデーモンはセキュリティ保護されたクライアント接続を保証しますが、メッセージをプレーンテキストとして送信します。つまり、クライアントからローカルネットワークにパブリッシングされたメッセージは、暗号化されません。
詳細については、TIBCO Rendezvous Administration マニュアルの「Secure Daemons (RVSD and RVSRD)」を参照してください。