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ログエントリのコンポーネント
以下の表では、ログエントリのコンポーネントについて順番に説明します。ログのフィールドはコンフィギュレーション可能な区切り記号で区切られています。デフォルトでは、区切り記号はコンマ (,) に設定されています。
フィールド
長さ
説明
Transaction Number
200
処理中の Windchill ESI トランザクション番号
Target
25
オブジェクトのパブリッシング先のターゲットを一意に識別します。フォーマットは以下のとおりです。
<Destination>,<TargetID>
ここで、
<宛先> は、Windchill ESI 応答内の <トランザクション> エレメントの子として存在します。これは、<SAP システム ID>.<SAP クライアント> の形式で値をとります。ここで、SAP システム ID および SAP クライアントは、Windchill で SAP タイプ配布ターゲットが作成されるときの必須パラメータです。
<ターゲット_ID> は、<ターゲット番号>:<プラント> の形式で値をとります。
ここで、
<ターゲット番号> は、Windchill の配布ターゲットを表す ESITarget オブジェクトの番号属性であり、<プラント> は、SAP 宛先に関連付けされたプラント名です。<プラント> は、宛先ターゲットが "No Plant" 宛先を表す場合に空の値になります。
例:
以下のターゲットは、SAP システム PTCPROD のプラント 1100、クライアント 800 にパブリッシングされ、番号 PTC_1 を持つ ESITarget オブジェクトで表されるオブジェクトを示します。
PTCPROD.800,PTC_1:1100
プラント固有ではない Target は以下のとおりです。
PTCPROD.800,PTC_1
アプリケーション
1
メッセージを出力したアプリケーションを示します。詳細については、Applicationセクションを参照してください。
Type
1
メッセージのタイプを示します。詳細については、Typeセクションを参照してください。
Severity
1
メッセージの重大度を示します。詳細については、Severityセクションを参照してください。
Message Code
5
一意のメッセージコード識別子。ローカライズされた適切なメッセージテキストへの相互参照キーとして使用されます。このフィールドは、Logging_Service を呼び出すとき、デベロッパまたはカスタマイザによってハードコード化されます。詳細については、Message Codeセクションを参照してください。
EAI Primary Message Text
メッセージの説明などの説明テキスト (メッセージコード (Message Code) に対応)。
このテキストは ESILog/Locale グローバル変数に基づいてローカライズされます詳細については、インターナショナリゼーションに関する検討事項を参照してください。
例: 「Received ESI Response」(ESI レスポンスを受信)
Descriptive Text
説明テキスト。例: Object Number (オブジェクト番号)
Root Cause Analysis Message
エラーの根本原因を説明するテキスト、またはエラーについての詳細情報の参照先。
このテキストは ESILog/Locale グローバル変数に基づいてローカライズされます詳細については、インターナショナリゼーションに関する検討事項を参照してください。
この情報は、グローバル変数 ESILog/RootCause を介してログに記録されます。詳細については、「ログフラグ」セクションを参照してください。
たとえば、「For more information regarding this error, please refer to the SAP Application Log (transaction SLG1)」(このエラーに関する詳細は、SAP アプリケーションログ (トランザクション SLG1) を参照してください) のように記録されます。
ERP Primary Message
300
該当する場合、ERP システムからのプライマリ API 返信メッセージ。SAP 配布ターゲットの場合、コロンで区切られ、最初と最後のスペースが除去された以下の SAP メッセージパラメータが含まれます。
タイプ (通常は A、E、S、I、W、または X)
ID
番号
テキスト
このテキストはローカライズされません。詳細については、インターナショナリゼーションに関する検討事項を参照してください。
この情報は、グローバル変数 ESILog/ERPPrimary を介してログに記録されます。詳細については、「ログフラグ」セクションを参照してください。この情報はさまざまなメッセージタイプや重大度に適用されるため、ログに複数回記録されることがあります。
例:
S:MM:356:The material GS_700_IB4D has been created or extended
ERP Secondary Message
300
該当する場合、ERP システムから送信されたセカンダリ API 返信メッセージ。SAP 配布ターゲットの場合、コロンで区切られ、最初と最後のスペースが除去された以下の SAP メッセージパラメータが含まれます。
タイプ (通常は A、E、S、I、W、または X)
ID
番号
テキスト
各セカンダリ情報エントリは、セミコロンで区切られています。
このテキストはローカライズされません。詳細については、インターナショナリゼーションに関する検討事項を参照してください。
この情報は、グローバル変数 ESILog/ERPSecondary を介してログに記録されます。詳細については、「ログフラグ」セクションを参照してください。この情報はさまざまなメッセージタイプや重大度に適用されるため、ログに複数回記録されることがあります。
例:
H:MK:102:Trying to create: GS_700_IB4D 1200; S:M3:800:Material GS_700_IB4D created; H:MK:103:Trying to change: GS_700_IB4D 1200; S:M3:810:No changes made
EAI Additional Information
2500
EAI コンポーネント (ERP 以外) からの関連情報。このテキストはローカライズされません。詳細については、インターナショナリゼーションに関する検討事項を参照してください。この情報はさまざまなメッセージタイプや重大度に適用されるため、ログに複数回記録されることがあります。
たとえば、エラーの場合、このフィールドにスタックトレースが格納されます。
Extra Information
2500
カスタマイズ用の追加フィールド。