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ESIPostResult メッセージのコンポーネント
フィールド
説明
EAI Primary Message
EAI ソフトウェアコンポーネントによって生成されるテキストで、サブトランザクションのオブジェクト、操作、またはステータスを説明します。このテキストは、Windchill ESI レスポンス内のデータのロケール (com_infoengine_locale プロパティ) に基づいてローカライズされます。詳細については、インターナショナリゼーションに関する検討事項または、Windchill Enterprise Systems Integration Open Application Programming Interface Guide を参照してください。例: "Successfully created part in SAP"(SAP での部品の作成に成功しました)
EAI Secondary Message
警告メッセージまたは機能関連の意思決定メッセージの有無をユーザーに示すテキスト。このテキストは EAI ソフトウェアコンポーネントによって生成されます。このテキストは、Windchill ESI レスポンス内のデータのロケール (com_infoengine_locale プロパティ) に基づいてローカライズされます (詳細については、このガイドのインターナショナリゼーションに関する検討事項、または Windchill Enterprise Systems Integration Open Application Programming Interface Guide を参照してください)。メッセージにこの情報を含めるには、グローバル変数 ESIMessaging/EAISecondary を有効にします。詳細については、応答メッセージフラグを参照してください。例 : "Creating document version failed but assuming functional success"(ドキュメントバージョンの作成に失敗しましたが正常に機能していると見なします)
Root Cause Analysis Message
エラーについて考えられる根本原因、またはエラーについての追加情報を得るためのヒントを示すテキスト。このテキストは EAI ソフトウェアコンポーネントによって生成されます。このテキストは、ESIResponse 内のデータのロケール (com_infoengine_locale プロパティ) に基づいてローカライズされます (詳細については、このガイドのインターナショナリゼーションに関する検討事項、または Windchill Enterprise Systems Integration Open Application Programming Interface Guide を参照してください)。メッセージにこの情報を含めるには、グローバル変数 ESIMessaging/RootCause を有効にします。
詳細については、応答メッセージフラグを参照してください。例: "For more information about this error, please see the SAP Internal Application Log (transaction SLG1)" (このエラーの詳細については、SAP 内部アプリケーションログ (トランザクション SLG1) を参照してください)。
ERP Primary Message
該当する場合、ERP システムからのプライマリ API 返信メッセージ。SAP BAPI を使用した SAP 配布ターゲットの場合、コロンで区切られ、最初と最後のスペースが除去された以下の SAP メッセージパラメータが含まれます。
タイプ (A、E、S、I、W、または X)
ID
番号
Text
SAP CCAP および CSAP によってリモートで有効にされた API 機能モジュールの場合、このフィールドはオブジェクト名または内部 SAP オブジェクト番号になる場合があります。
このテキストはローカライズされません (詳細については、Windchill Enterprise Systems Integration Installation and Configuration Guide - SAP R/3 の「インターナショナリゼーションに関する検討事項」セクションを参照してください)。
メッセージにこの情報を含めるには、グローバル変数 ESIMessaging/ERPPrimary を有効にします。詳細については、応答メッセージフラグを参照してください。
例:
S:MM:356:The material GS_700_IB4D has been created or extended
ERP Secondary Message
該当する場合、ERP システムからのセカンダリ API 返信メッセージ。SAP BAPI を使用した SAP 配布ターゲットの場合、コロンで区切られ、最初と最後のスペースが除去された以下の SAP メッセージパラメータが含まれます。
タイプ (A、E、S、I、W、または X)
ID
番号
Text
SAP CCAP および CSAP のリモート対応 API 機能モジュールの場合、このフィールドは通常空のままになっています。
各セカンダリ情報エントリは、セミコロンで区切られています。
このテキストはローカライズされません。詳細については、Windchill Enterprise Systems Integration Installation and Configuration Guide - SAP R/3 の「インターナショナリゼーションに関する検討事項」を参照してください。
メッセージにこの情報を含めるには、グローバル変数 ESIMessaging/ERPPrimary を有効にします。
例:
H:MK:102:Trying to create: GS_700_IB4D 1200; S:M3:800:Material GS_700_IB4D created; H:MK:103:Trying to change: GS_700_IB4D 1200; S:M3:810:No changes made
EAI Additional Information
EAI コンポーネント (ERP 以外) からの関連情報。このテキストはローカライズされません。詳細については、「応答メッセージフラグ」セクションを参照してください。たとえば、エラーの場合、このフィールドにスタックトレースが格納されます。
Extra Information
カスタマイズ用の追加フィールド。
ログ作成とは異なり、Windchill への応答メッセージにはどのような場合にメッセージを送信するかを指定するフラグはありません。メッセージはオブジェクト、操作、または組織ごとに必ず送信する必要があります。ただし、Windchill PDMLink にどのようなメッセージを返すかを指定するフラグはあります。これらのフラグについては、以下の表で説明します。