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EMS サーバーの問題に関する特別なガイドライン
Windchill PDMLink では、一度に使用できる JMS プロバイダは 1 つだけです。TIBCO EMS サーバーは、Windchill ESI アーキテクチャに不可欠な部分となっており、Windchill PDMLink ユーザーは、Windchill ESI アプリケーション以外の機能のために TIBCO EMS サーバーを使用する場合があります。したがって、JMS の問題に関連した Windchill ESI の問題が発生したときに自動的に EMS サーバーが再起動するように Windchill ESI を設定することは適切ではない場合があります。デフォルトの推奨設定は、重大な JMS 問題が検出された場合に、エラー処理プロセスによって現在の BusinessWorks ジョブをサスペンドモードにすることです。
サスペンドモードでは手動介入が可能であり、データを失う危険性がありません。対象の BusinessWorks ジョブ、つまりパブリッシング中の製品データトランザクションのみがサスペンドされ、同じ処理エンジン内のほかのジョブは続行できます。ほかのジョブで同じ JMS 問題が発生した場合は、そのジョブも個別にサスペンドされます。ジョブを個別に再開するには、TIBCO BusinessWorks Administrator を使用します。ジョブは、最後のチェックポイントではなくサスペンド位置から再開されます。
TIBCO Administrator には、TIBCO EMS の管理ドメイン監視機能が組み込まれていません。ただし、EMS サーバーがサスペンドされるか再起動が必要な場合に警告を発するように TIBCO BusinessWorks を設定できます。エンドユーザーは TIBCO EMS の基本管理コンソールを使用して、EMS サーバーがサスペンドされるか再起動が必要な場合に警告を発するように TIBCO BusinessWorks を設定できます。詳細については、電子メール警告の設定を参照してください。