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単純な環境
コストを最小限に抑えるために 1 台の物理サーバーにすべての EAI コンポーネントを展開する小規模の組織の場合の例として、単純な Windchill ESI 展開を以下の図に示します。
このサンプルシナリオでは、Windchill PDMLink 製品デザイナーは SAP 製造ユーザーと同じ場所にいます。Windchill ESI-EAI ソフトウェアコンポーネントは、1 台の物理サーバー上で統合されます。必要に応じて、Windchill サーバーと TIBCO サーバーを 1 台の物理サーバー上で組み合わせることもできます。パフォーマンスを最大にするためにこのシナリオが示す最良事例は次のとおりです。
可能な場合、ターゲット SAP システムと同じ LAN 上に SAP 用の TIBCO アダプタを展開します。1
可能な場合、SAP 用の TIBCO アダプタと同じ物理マシン (または同じ LAN) 上に TIBCO BusinessWorks プロセスエンジンを展開します。
このシナリオでは、Windchill PDMLink および Windchill ESI ユーザーと管理者は、バックエンドシステムに直接アクセスする共通の LAN 上で作業します。Windchill および Windchill ESIシステムの外部ユーザーは、セキュリティ保護された非武装地帯 (DMZ) の Web サーバー経由でエンタープライズにアクセスします。
単純な環境の Windchill ESI

1 必要に応じて、SAP アプリケーションサーバーにアダプタを展開できますが、リソース消費とセキュリティの観点から、SAP Basis システム管理者はこの方法を選択しない場合があります。