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SAP でのルーティング更新時に使用する方法の決定
プロセス計画 (ルーティング) を更新するには、次の 2 つの方法があります。
1. PTC が開発し、所有するカスタムの RFC ZRFC_MODIFY_ROUTING を使用する。
2. SAP の提供する CP_BD_DIRECT_INPUT_PLAN API を使用する。この API にはステータス「Not released to customer」が含まれています。したがって、更新前に理想的な試験環境で入念にテストを行う必要があります。CP_BD_DIRECT_INPUT_PLAN API の詳細については、Windchill Enterprise Systems Integration Customizer's Guide - SAP の次のセクションを参照してください。
CP_BD_DIRECT_INPUT_PLAN を使用する利点
ECC60 SAP IDES インスタンスについては、さまざまな操作がテストされました。
CP_BD_DIRECT_INPUT_PLAN のサンプルテストデータ
CP_BD_DIRECT_INPUT_PLAN のサポートに必要なその他の RFC/ZRFC
CP_BD_DIRECT_INPUT_PLAN API 方式のサポートに必要なマッピングやその他の ZRFC/RFC に関する情報については、Windchill Enterprise Systems Integration Implementation Guide - SAP も参照できます。
試験環境で CP_BD_DIRECT_INPUT_PLAN API 方式をとってみて問題がなければ、この方式を使用し続けて構いません。次の設定は修正する必要があります。
グローバル変数を次のように変更します。
デフォルトで、ESIFlag/ は ZRFC_MODIFY_ROUTING グローバル変数を "true" に設定して使用します。値を "true" に設定する場合、ZRFC_MODIFY_ROUTING をインポートする必要があります。CP_BD_DIRECT_INPUT_PLAN API 方式をとり続けるには、この値を "false" に設定する必要があります。
カスタム RFC の ZRFC_OPR_LABEL をインポートします。CP_BD_DIRECT_INPUT_PLAN 方式をとる際には、API がオペレーションラベル (アクティビティ/サブアクティビティの値) を修正できないという制約事項があります。この特定の機能だけを使用するために、PTC では BDC テクノロジを使用したカスタム RFC を作成しました。このカスタム RFC の機能は極めて限定的であり、オペレーションラベルの更新のみで使用されます。