エンタープライズ管理 > Windchill ESI の実装 > ORACLE Applications 環境での Windchill ESI の実装 > Windchill ESI アーキテクチャについて > メッセージログ作成、エラー処理、応答メッセージ > エラー処理と通知 > エラーのタイプ
  
エラーのタイプ
Windchill ESI システムの EAI コンポーネントのエラーは、以下の 3 つのタイプに分類できます。
BusinessWorks 処理エラー
EAI コンポーネント内の TIBCO BusinessWorks アプリケーションで検出されたエラーは、BusinessWorks エラー処理プロセスで処理されます。このタイプのエラーが発生した場合は、通常の処理が停止し、エラーが発生した日時、場所、エラーのタイプなどの情報とともに BusinessWorks プロセスエンジンログにログが作成されます。
機能に関する ERP エラー
ERP システムで発生したエラーは、通常のプロセス内で処理され、エラー処理プロセスに記録されたり、エラーログに書き込まれたりしません。代わりに、すべてのエラーは正常なプロセスと同様にトランザクション管理ログに記録されます。
システムエラー
エンジン、アダプタ、またはサーバーのエラーが発生した場合は、TIBCO Administrator がエラー処理プロセスにエラーメッセージを送信して、失敗したプログラムの再起動またはシステムパフォーマンス問題の管理者への警告が自動的に試みられます。
大部分のエラーは、予想された状況で発生します。このような場合、Windchill ESI ビジネスロジックは事前に決められた方法でエラーを処理します。予想されていない状況で、コードにエラーが発生する場合もあります。このタイプのエラーは、所定の方法で処理されます。どのような場合でも、Windchill ESI ビジネスロジックはエラー処理プロセスを呼び出します。エラー処理プロセスは、PostResult メッセージを Windchill に送信するかどうか、エラー処理時にログを書き込むかどうか、およびプロセスを中止するかまたはエラーが発生したポイントから続行するかどうかを決定します。
チェックポイントを使用してジョブのステータスに関する情報を保存し、エラーが発生した後でデータの重複や欠損を起こさずにそのポイントから再起動できるようにします。チェックポイントは以下の時点で使用されます。
Windchill PDMLink からのレスポンスを受信した後
EAI アプリケーションから ERP システムにパブリッシングされたオブジェクトのステータスを受信した後
チェックポイントのガイドラインの詳細については、Windchill Enterprise Systems Integration Administration Guide - Oracle Applications を参照してください。