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エラー処理コード
Windchill ESI ビジネスロジックでは、エラー処理プロセスを呼び出すたびに 5 桁のメッセージコードが使用されます。このコードを使用して、エラー処理プロセスの動作を決定する処理コードを調べます。エラー処理には複数の処理コードがあり、各コードには以下のオプションを含む操作の順列があります。
サブトランザクションメッセージを送信するかどうか
メッセージ全体を送信するかどうか
処理を停止するか、または続行するか
致命的なメッセージ (重大度 0) は必ず Windchill ESI ビジネスロジックのログに記録されます。エラーメッセージ (重大度 1) は、対応するログフラグが true に設定されている場合に記録されます。ログに記録するメッセージも、処理コードの決定に使用した 5 桁のコードを使用して決定します。
以下の表は、各コードのハイレベルの概要を示します。
コード / 操作
Severity
Windchill へのサブトランザクションメッセージの送信
Windchill へのトランザクションメッセージ全体の送信
処理の続行1
処理の停止
0
なし2
X
1
0
X
2
0
X
X
3
0
X
X
X
4
1
X
X
5
1
X

1 BusinessWorks フローが呼び出し位置に戻ると、通常処理が続行されます。ただし、場合によっては、もう 1 つの PostResult メッセージが送信されるなど、誤った処理が実行されることがあります。したがって、これらのコードは慎重に使用してください。

2 内部使用のために予約済みです。ログ作成プロセスが失敗したときに使用されます。

以下の表は、各エラーコードに関する追加情報を示します。
エラーコード番号
Windchill PDMLink の通知
最終的な操作
0
Windchill PDMLink への通知は送信されません。
処理は停止します。
1
Windchill PDMLink への通知は送信されません。
処理は停止します。
2
Windchill ESI は、リリーストランザクション全体に関する PostResult メッセージを Windchill PDMLink に送信します。
処理は停止します。
3
Windchill ESI は、サブトランザクションおよびリリーストランザクション全体に関する PostResult メッセージを Windchill PDMLink に送信します。
処理は停止します。
4
Windchill ESI は、サブトランザクションに関する PostResult メッセージを Windchill PDMLink に送信します。
処理を続行し、エラーハンドラの呼び出し位置に戻ります。
5
Windchill PDMLink への通知は送信されません。
処理を続行し、エラーハンドラの呼び出し位置に戻ります。