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サマリーログエントリと MBean 設定について
統計的サマリーであるログエントリの多くは、システムの状態を確認したり、検出された特定の問題のデバッグを試みるユーザーにとって役に立つ情報を提供します。いくつかの Windchill MBean によって、このようなタイプのメッセージの記録時期と頻度を設定できます。
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MBean による変更を永続的なものにするには、Loader MBean を使用した設定変更の永続化で説明されている Loader MBean を使用する必要があります。
ログファイルを表示する際、以下のいずれかによって、含まれている統計的サマリーを特定できます。
wt.summary.general
stats.summary で終わるロガー名
汎用サマリー用に生成されたもの (wt.summary.general から提供される) は、Summaries にある定義済みの Summary MBean によって管理できます。
stats.summary によって識別されるデフォルトの統計サマリーエントリの場合、生成されたエントリの内容をどの MBean が制御するかは、MBean 名と、.stats.summary の前に表示される名前の一部を照合することで判断できます。たとえば、メソッドサーバーのログエントリが以下のように始まるとします。
Wed 9/3/08 13:52:50: wt.jmx.core.SharedScheduledExecutor.worker: INFO :
com.infoengine.util.IeContextMonitor.stats.summary -
"IeContextMonitor" という名前から、このエントリを制御する MBean は IeContexts (ツリー内の Monitors ノードの下にあると考えられる) であると推測されます。IeContexts (Monitors) を参照してください。
メソッドサーバーのログエントリが以下のように始まる場合、
Wed 9/3/08 13:52:50: wt.jmx.core.SharedScheduledExecutor.worker: INFO :
com.infoengine.jndi.DirContextMonitor.stats.summary -
このエントリを制御する MBean は DirContexts です。DirContexts (Monitors) を参照してください。
各 MBean に関連付けられている以下の属性を使用して、サマリーを管理します。
SummaryIntervalSeconds - 統計を記録する頻度を決定します (デフォルトは 600 秒)。
SummaryStatisticsLoggerName - この名前はログエントリに表示されます。
SummaryStatisticsLoggerLevel - ERROR、FATAL、TRACE、DEBUG、INFO、または WARN。
StatisticsLoggerOutputAttributes - 記録するデータ。
StatisticsLoggerOutputAttributesSupported - 記録できるデータ。
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システムの 1 日中の実行記録を保持できるよう、デフォルトで提供されているものと同様に、常にサマリー情報を記録してください。