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JMX クライアントからリモートアクセスを設定
Windchill Configuration Assistant のプロンプトに従い、JMX クライアント (JConsole など) からのリモートアクセスを許可するようにサーバーマネージャを設定します。これらのクライアントを使用して Windchill MBeans とやり取りし、アプリケーションを管理および監視できます。ただし、リモートワークステーションから JMX クライアントを使用して接続するには、別の Windchill プロパティを設定する必要があります。
2 つのアクセスモードをサポート
認証
認証リモートアクセスを設定する場合、monitorRole と controlRole という 2 つのユーザーが作成され、それぞれにパスワードが割り当てられます。<JRE>/lib/management/jmxremote.access の JDK jmxremote.access ファイルに、これら両方のユーザーのエントリが存在する必要があります。
monitorRole には読み取り専用アクセスが与えられます。
controlRole には読み取り/書き込みアクセスが与えられます。
リモートユーザーが Windchill MBean にアクセスするには、これら 2 つのうちいずれかの役割名を入力し、さらに該当するパスワードを指定する必要があります。これら 2 つの役割のユーザー名とパスワードは <Windchill>/Windchill/jmxremote.password ファイルに書き込まれます。さらに、このファイルは、サーバーマネージャ Java コマンドラインのプロパティによって参照されます。
匿名
匿名リモートアクセスが有効な場合、リモートクライアントはユーザー名やパスワードを指定しなくても接続できます。
* 
匿名ユーザーには無制限のアクセス許可が与えられます。
以下の例は、認証リモートアクセスを設定する際に表示されるプロンプトを示しています。
[input] Do you want to enable authenticated (non SSL) remote JMX access to the ServerManager(y/n)? (y, [n])
y
[echo] Configuring authenticated remote JMX access
[input] servermanager monitor role name: [monitorRole]
[input] servermanager monitor role password: [bigBrother15]
[input] servermanager control role name: [controlRole]
[input] servermanager control role password: [autoCrat100]