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システム情報の送信に関するプロパティ
以下のプロパティを使用して、デフォルトの送信オプションを変更します。これらの送信オプションを使用すれば、情報収集時に実行する処理を指定できます。オプションは以下のとおりです。
Windchill で定義されている HTTP トランスポート機能を使用して情報を送信する。このトランスポート機能を使用すると、PTC テクニカルサポートだけでなく、URL 経由で送られたデータを受け入れるように設定されたほかの外部システムへもデータを送信できます。
データをローカルディレクトリに保存するトランスポート機能を使用して情報を送信する。
.instance.<インスタンス名> の形式により、プロパティで定義されているインスタンスを一意に識別します。複数のインスタンス名を使用すれば、同じ基本プロパティについて異なる複数のプロパティ値を指定できます。Windchill システムで定義されているプロパティのインスタンスが 1 つだけの場合は、.instance.<インスタンス名> を指定する必要がありません。
wt.jmx.core.transport.Transport.support
収集したデータを送信するためのトランスポートを指定します。トランスポートを 1 つだけ使用する場合、以下のいずれかの値を設定できます。
wt.jmx.core.transport.LocalDirTransport.instance\:<インスタンス名> : 収集されたデータを指定のローカルディレクトリへ送信します。
wt.jmx.core.transport.SimpleHttpTransport.instance\:<インスタンス名> : 収集されたデータを指定の URL へアップロードします。
複数のトランスポートを指定する場合は、wt.jmx.core.transport.Transport.support プロパティに以下の値を設定します。
wt.jmx.core.transport.MultiplexedTransport.instance\:<インスタンス名>
この値を設定した場合、wt.jmx.core.transport.MultiplexedTransport.instance.<インスタンス名>.transports プロパティで指定したトランスポートに基づいて、収集したデータが送信またはアップロードされます。
wt.jmx.core.transport.MultiplexedTransport.instance.<インスタンス名>.transports
データを送信するたびに複数のトランスポートを使用する場合は、このプロパティで、それらすべてのトランスポートを指定します。その際、各トランスポートをスペースで区切ってください。
以下の値を使用してトランスポートを指定します。
wt.jmx.core.transport.LocalDirTransport.instance\:<インスタンス名> : 収集されたデータを指定のローカルディレクトリへ送信します。
wt.jmx.core.transport.SimpleHttpTransport.instance\:<インスタンス名> : 収集されたデータを指定の URL へアップロードします。
wt.jmx.core.transport.LocalDirTransport.instance.<インスタンス名>.targetDir
ローカルディレクトリをトランスポートする際のターゲットディレクトリを指定します。Windchill で指定したディレクトリへの書き込みアクセスが許可されている必要があります。
このプロパティで、特定のイスタンス名について指定したターゲットディレクトリは、同じインスタンス名を共有するすべてのローカルディレクトリトランスポートで使用されます。
デフォルトのターゲットディレクトリは以下のとおりです。
<Windchill>/utilities/SystemConfigurationCollector/sent/C<コール>
<Windchill>Windchill のインストールディレクトリです。<コール> は、情報を送信するために入力したテクニカルサポートコール番号です。
wt.jmx.core.transport.SimpleHttpTransport.instance.<インスタンス名>.targetURL
収集したデータを外部システムへアップロードするときに使用する URL を指定します。
このプロパティで、特定のイスタンス名について指定した URL は、同じインスタンス名を共有するすべての HTTP トランスポートで使用されます。
デフォルト URL は、収集した情報を PTC テクニカルサポートのデータベースへ送信します。