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バックグラウンド
通常、PSE で部品のタイプを選択すると、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティを使用してサブタイプが定義されているかどうかが自動的に検出されます。属性を指定するように求めるプロンプトが自動的に表示され、指定した属性が表示されます。これらの情報は、次の ID を使用して属性定義を参照するエントリによって、PSE XML ファイルにアーカイブされます。
ALL_SOFT_SCHEMA_ATTRIBUTES
ALL_SOFT_CLASSIFICATION_ATTRIBUTES
ALL_SOFT_USAGE_LINK_SCHEMA_ATTRIBUTES
これらのエントリは有益ですが、表示の順序を制御できるわけではありません。また、一部の値はサーバー上でプログラムによって設定されるので、その場合、ユーザーによる値の指定を許可してはいけません。
WTPart のベース定義に再利用可能な属性 myDescription が追加されている単純な例を考えてみます。myMechanical 部品は「タイプおよび属性の管理」ユーティリティで myCost および myWeight の各属性を使用して定義され、WTPartUsageLink は myColor という再利用可能な属性を含むように拡張されているとします。
新しい myMechanical 部品をアセンブリに挿入するための手順を行うと、次の画面が表示されます。
「新規を挿入」ウィザードに、インスタンス化タイプのドロップダウンメニューが表示されます。ユーザーは "myMechanical" 部品を選択します。
「名前」をはじめとしたプロパティの指定後、ウィザードにおける最後のステップは再利用可能な属性の指定です。「属性」列は並べ替えることができますが、デフォルトの順序は制御できません。
myMechanical 部品の「情報」タブにはすべての属性が表示されますが、表示の順序は不特定です。タブの上半分に表示される属性は、対応するオブジェクトを識別するための固定セットを表し、関連性のないものが含まれている場合もあります。下部の編集可能テーブルに表示される属性には、WTPart から継承された属性が含まれます。これらの属性を表示する順序は制御できません。
myColor 属性は「子部品」タブに表示されませんが、ほかの UsageLink 属性の値を確認するときに役立つ場合があります。
PSE XML ファイルをカスタマイズすることにより、これらの属性をユーザーに対して表示するように明示的に定義することが可能になります。通常、この影響を受けるのは、「情報」タブ、「部品を作成」ウィザード、および「挿入」ウィザードです。