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名前
オブジェクトの情報ページへのリンクとして名前をレンダー
「情報ページへのリンク」プロパティを使用してこの動作を有効/無効にできます。詳細については、コンフィギュレーションポイントを参照してください。
名前の値をサーバー生成/サーバー事前生成/不変にする
番号に使用したのと同じカスタマイズ方法を名前に使用して、名前をサーバー生成、サーバー事前生成、不変のいずれかにすることができます。名前の各種動作を実現するために必要なオブジェクト初期化規則は、番号の「番号の値をサーバー生成/サーバー事前生成/不変にする」セクションでリストされている番号に対するものと同じです。
名前属性の列挙制約に対する内蔵サポート
Windchill リリース 10.1 からは、ドキュメント、部品、および EPM ドキュメントタイプの名前属性で、列挙制約 (静的および動的) が内蔵サポートされるようになりました。列挙エントリにはエントリごとに内部値と表示値が存在することに留意してください。表示値は複数の言語にローカライズできます。
この新しいサポートにより、名前属性の許容値を顧客が簡単に制限できるようになり、また、ユーザーが現在のロケールに応じて、保存/保持されている名前のローカライズされた値を確認することもできます。
この機能をアクティブ化し、これらいずれかのタイプの名前属性に列挙制約を設定した場合 (実際には、制約はこれらのタイプのマスターに適用する必要がある)、作成および名前変更 (編集など) のウィザードでは、列挙内で指定されたエントリ (ローカライズされている可能性あり) を含むコンボボックスとして名前属性が表示されます。表示専用のテーブルおよび情報ページでは、名前属性は保存された列挙エントリの "表示" 値によって表示されます。
"名前" 属性に適用される列挙制約の例 (テスト用に "_EN" というサフィックスが表示値に手動で追加されています)
名前属性に対する列挙制約をアクティブ化するには、次のプロパティを site.xconf に追加し、Windchill シェルから "xconfmanager –Fp" を実行する必要があります (さらに Windchill を再起動します)。<Property name="com.ptc.EnableEnumeratedName" overridable="true" targetFile="codebase/wt.properties" value="true"/>
この操作の完了後、「ユーティリティ」ページから「タイプおよび属性の管理」ユーティリティを起動して、ツリーから「ドキュメントマスター」、「部品マスター」、「EPM ドキュメントマスター」タイプのいずれかを選択します。さらに "名前" 属性を選択し、「編集」モードに入り、新しい列挙制約 (静的または動的) を追加して、列挙を編集し (静的な場合はエントリを追加し、動的な場合はプロバイダと初期値の文字列を設定します)、変更内容を保存します(詳細については、「タイプおよび属性の管理」のドキュメントを参照してください)。
"com.ptc.EnableEnumeratedName" プロパティが設定されている場合、(作成または名前変更のウィザードで) 名前属性の保存を行うと、エントリの表示名ではなく、列挙エントリの内部値がデータベースに保存されます。"ビュー" モード (テーブルまたは情報ページなど) で名前属性を表示するときには、(ローカライズされた) 表示名が列挙から参照され、UI に表示されます。これにより、各種ロケールを使用しているさまざまなユーザーが、名前属性のさまざまなローカライズ値を表示できるようになります。
ただし、"com.ptc.EnableEnumeratedName" プロパティが false に設定されて (または除去されて) いるか、列挙制約が無効化または削除されている場合には、ビューモードに内部値が表示されることになります。この機能を使用するときには、こうした側面に留意してください。