基本的なカスタマイズ > ユーザーインタフェースのカスタマイズ > MVC コンポーネント > MVC コンポーネントの概要 > MVC > MVC ビルダー > ビルダーの登録
  
ビルダーの登録
ビルダーが作成されたら、Spring インフラストラクチャにそのことを知らせる必要があります。明示的なコンフィギュレーションまたは自動スキャンによる登録が可能です。一般的には自動スキャンが推奨されます。
1. 自動スキャン: 特定のパッケージ階層内のすべてのビルダーを自動的に選択するよう設定できます。これには、コンフィギュレーションエレメント <mvc:builder-scan/><Windchill>\codebase\config\mvc\custom.xml に追加します。
<beans xmlns="xmlns:mvc="http://www.ptc.com/schema/mvc"
xsi:schemaLocation="http://www.ptc.com/schema/mvc
http://www.ptc.com/schema/mvc/mvc-10.0.xsd">
<mvc:builder-scan base-package="com.ptc.windchill.enterprise.
preference.mvc.builders"/>
</beans>
ビルダー-スキャンの実装では、クラスパス全体がスキャンされるので、スキャンを利用する場合には、具体的なパッケージ名を宣言するようにしてください (com.ptc.* などをスキャンしないでください)。つまり、関心のないクラスでも、クラスパス内にあってパッケージ階層が合致すれば、スキャンされます。パフォーマンスの観点 (MethodServer の起動) からは、スキャンごとに時間が加算されます。"com.ptc.mvc.builders" 基本パッケージに提供されている OOTB スキャンを利用するよう求められます。つまり、作成するすべてのビルダーを com.ptc.mvc.builders パッケージ内に配置する必要があります。OOTB スキャンを使用していない場合、パッケージ内の使用可能なビルダーの数が 10 個を上回る場合にはスキャンを使用するようにします。
2. 明示的なコンフィギュレーション: これを行うには、ビルダーの Bean 宣言を <Windchill>\codebase\config\mvc\custom.xml に追加します。
例: <bean class=" my.builder.class.name "/>
Spring Bean ファクトリでビルダーが適切に登録されるように、Bean 宣言時には Bean 名を指定せずに、ビルダー内の @ComponentBuilder アノテーションを使用するようにしてください。