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ワークフロープロセスへのカスタムワークフロー属性の追加
このセクションでは、ワークフローのアイテム属性を問題レポートオブジェクトの情報ページに追加する例について示します。
ワークフロープロセスの管理ユーティリティを使用して、新しいワークフローのアイテム属性をタスクに追加します。この例では、testNewAttribute という名前の変数を WFProcess に追加します。
データユーティリティでサポートされるデータタイプは、String、Date、Boolean、および Number です。
タイプ属性レイアウトへの新しい属性の追加
次に、新しい属性をプライマリビジネスオブジェクトのタイプ属性レイアウトに追加する必要があります。この場合、このエントリを loadFiles/type/WTChangeIssue.xml の情報ページ属性レイアウトに追加します。ここで重要となるのが csvname です。csvname は、文字列 "WFVAR_" の後ろに、前述の WfProcess の新しい属性として選択した属性名が付いた名前である必要があります。この場合、csvname のフルテキストは "WFVAR_testNewAttribute" となります。
<csvBeginAttributeDefView handler="com.ptc.core.lwc.server. TypeDefinitionLoader.beginProcessAttributeDefinition">
<csvname>WFVAR_testNewAttribute</csvname>
<csvattDefClass>com.ptc.core.lwc.server.LWCNonPersistedAttDefinition </csvattDefClass>
<csvdatatype>java.lang.String</csvdatatype>
<csvIBA/>
<csvQoM/>
<csvviewStyle/>
<csveditStyle/>
<csvdefaults/>
</csvBeginAttributeDefView>
xconfmanager による新規属性の登録
この新しい属性を、WorkItemAttributeDataUtility に登録するために追加する必要があります。これには、WorkItem-components.dataUtilities.propertiesxconf エントリに以下を追加して xconf プロパティ (xconfmanager -pF) を適用します。
<Option cardinality="duplicate"
requestor="null"
selector="WFVAR_testNewAttribute" serviceClass="com.ptc.windchill.enterprise. workitem.dataUtilities.WorkItemAttributeDataUtility"
/>
UI の属性名の変更
デフォルトでは、属性名にはキーの名前が使用されます。この時点で、情報ページには testNewAttribute という名前の新規属性が表示されます。この値をローカライズされた属性にカスタマイズする場合、WorkItem/src/com/ptc/windchill/enterprise/workitem/workItemAttributeResource.java リソース内に新しいエントリを追加できます。
rbinfo キーの名前は変数名と同じである必要があります。
追加が完了すると、RBEntry アノテーションで定義された属性値が表示されます。
カスタマイズの検証
カスタマイズした属性は、プライマリビジネスオブジェクトの情報ページに表示されます。