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サイトコンテキスト以外でのレポートの作成
上記の基本手順では、Cognos レポートが Cognos の Windchill パブリックフォルダで作成されました。このフォルダは Windchill のサイトコンテキストに関連付けられており、Windchill レポートオブジェクトはこのコンテキストで作成されます。基本手順に準じる手法として、Cognos レポートと関連するプロキシ Windchill レポートを、組織など、サイト以外のコンテキストで作成する方法があります。Windchill で使用するサイト以外のコンテキストに対応するフォルダ構造を Cognos で作成する必要があります。たとえば、製品 <マイ製品> を含んでいる組織 <自分の組織> があり、<マイ製品> コンテキストでレポート <マイ製品レポート> を作成するとします。
以下に示す前述の基本手順の前に、Cognos で以下のフォルダを作成します。
1. 「Public Folders」 > 「Windchill」フォルダの下に、「wt.inf.container.OrgContainer=<自分の組織>」という名前のフォルダを作成します。
2. 「Public Folders」 > 「Windchill wt.inf.container.OrgContainer=<自分の組織>」フォルダの下に、「wt.pdmlink.PDMLinkProduct =<マイ製品>」という名前のフォルダを作成します。
3. 前述の手順のステップ 6 で、レポートを「Public Folders」 > 「Windchill」 > 「wt.inf.container.OrgContainer=<自分の組織>」 > 「wt.pdmlink.PDMLinkProduct =<マイ製品>」フォルダに「<マイ製品レポート>」という名前で保存します。
4. ステップ 6 で、「Public Folders」 > 「Windchill」 > 「wt.inf.container.OrgContainer=<自分の組織>」 > 「wt.pdmlink.PDMLinkProduct =<マイ製品>」フォルダに、レポートを「<マイ製品レポート>」という名前で保存します。
5. ステップ 8 でレポートを公開すると、Windchill レポートが「製品 <マイ製品>」 > 「レポート」に表示されます。