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NX: Windchill ファイルシステムの実装
製品: Windchill Workgroup Manager for NX
リリース: 11.0 F000
利点
Windchill ファイルシステムが既成で Windchill Workgroup Manager for NX に実装されています。Windchill ファイルシステムによって、エンタープライズベースで再使用可能なナレッジを見つけることができる共通リポジトリである NX 再使用ライブラリも Windchill でサポートされるようになります。
その他の詳細
Windchill ファイルシステム (WFS) は Windchill をネイティブファイルシステムの一部として公開するので、CAD アプリケーションはローカルファイルシステム上のフォルダ内にあるかのように Windchill 内のファイルにアクセスできます。
Windchill のコンテキストでは、NX 再使用マネージャの機能を完全にサポートするために必要とされていた KRX、CGM、および BMP ファイルを Windchill で管理できるようになりました。
WFS は Windchill Workgroup Manager クライアントのコンポーネントであり、このクライアントと同時にインストールされます。WFS は Windchill をファイルシステム上のフォルダのセットとして公開します。これは、Web ブラウザで表示される Windchill コモンスペースおよびワークスペースのフォルダ構造を反映しています。このフォルダ構造によって CAD ツールは、Windchill 内のデータに、ローカルファイルシステム上のファイルと同じようにアクセスできます。WFS を使用するには、ユーザーは Windchill にログインして、Windchill のセキュリティポリシーを遵守する必要があります。これにより、通常 Windchill では表示できないデータが WFS でも表示できなくなります。既存のファイルシステム内の Windchill フォルダエントリの場所を設定できます。
WFS が既成で有効になっているため、ワークスペースローカルディレクトリモードは無効になっており、WFS インストーラが自動的にダウンロードされます。WFS では、CAD データのローカルリポジトリとして、ワークスペースローカルディレクトリの代わりにローカルワークスペースが使用されます。
詳細については、Windchill ファイルシステムとはおよびNX 再使用ライブラリの Windchill との統合を参照してください。