後方シフト操作
後方シフト操作を使用すると、ウィークサイドからのリンクのシフトが可能になります。この操作は、ウィークサイドオブジェクトの作業版数またはリビジョンがターゲットシステムで除去された場合に使用可能です。ストロングサイドのオブジェクトはローカルのままですが、ウィークサイドのオブジェクトは新たにレプリケーションされます。
コピー元となる有効な作業版数は、派生元チェーンにおける最初の既存の作業版数でなければなりません。この操作では、新しいリンクは作成されません。代わりに、既存のリンクが後方にシフトされます。
ターゲットシステム上の余分な作業版数またはリビジョンは、受信送信物ファイルやソースシステムでは使用できないため、除去する必要があります。
レプリケーション前が次のような状態であるシナリオについて考えてみます。ソースシステムには、「ドキュメント A.1」という作業版数を持つドキュメントがあり、これは「部品 A.2」との間に「部品説明リンク - L1」という関係を持っています。
ターゲットシステムには同じドキュメントオブジェクトがあります。このドキュメントオブジェクトはローカルに存在し、「レプリケーション用にロック済み」としてマークされており、同じ作業版数の 1 つである「ドキュメント A.1」を持っています。しかし、この作業版数と「部品 A.2」 (ローカル) の間に関係はありません。
さらに、ターゲットシステムには、「部品 A.2」 (ローカル) との間に「部品説明リンク - L2」という関係を持つ余分な作業版数「ドキュメント A.2」があります。
ウィークサイドのオブジェクトのみがエクスポートされます。
詳細については、次の表を参照してください。
レプリケーション前
ソース
ターゲット
ストロングサイド
ウィークサイド
役割 A
リンク
役割 B
役割 A (ローカル)
リンク
役割 B (「レプリケーション用にロック済み」としてマーク)
部品 A.1
部品 A.1
ドキュメント A.1
部品 A.2
部品説明リンク - L1
ドキュメント A.1
部品 A.2
部品説明リンク - L2
ドキュメント A.2
上書きオプションを使用してレプリケーションすると、「ドキュメント A.2」が除去され、「ドキュメント A.1」がソースシステムからターゲットシステムに上書きされます。
詳細については、次の表を参照してください。
レプリケーション後
ソース
ターゲット
ストロングサイド
ウィークサイド
役割 A
リンク
役割 B
役割 A (ローカル)
リンク
役割 B (「製品設計パッケージによりロック」としてマーク)
部品 A.1
部品 A.1
部品 A.2
部品説明リンク - L1
ドキュメント A.1
部品 A.2
部品説明リンク - L2
ドキュメント A.1 (上書き済み)
レプリケーション後、ターゲットシステムでは、「部品説明リンク - L2」が作業版数「ドキュメント A.1」に後方シフトされます。
これは役に立ちましたか?