ユースケース 4: 属性の更新を反映させるための生成されたプロセス計画の同期化
このユースケースでは、属性値の更新を反映させるために規則ファイルを使用して生成されたプロセス計画をジェネリックプロセス計画と同期化させる方法について説明します。
既存のジェネリックプロセス計画および生成されたプロセス計画の構造
PPB に以下のジェネリックプロセス計画と生成されたプロセス計画があるとします。
Generic Process Plan は、コンフィギュレーション可能モジュールに関連付けられているプロセス計画です。
Generated Process PlanGeneric Process Plan のバリエーションです。
Generated Process Plan には規則ファイルが存在します。
Generated Process Plan では Child 1Operation 1 に、Child 2Operation 2 に割り当てられています。それらに対応するオペレーションと部品が Generic Process Plan に割り当てられています。
Generated Process Plan の作成後に Generic Process Plan で以下の更新が行われました。
属性 Description の値が Desc から Op3Desc に変更されました。
属性 Labor Cost の値が 100 から 200 に増えました。
規則ファイルの更新
{
"copyOverRules": [
{
"sourceType": "com.ptc.QualityOperation",
"targetType": "com.ptc.QualityOperation",

"attributeToSyncMappings": [
"description:variantDescription"
],

"excludedAttributesForUpdate": "laborCost"
}
]
}
attributeToSyncMappings 定義は、description の値が variantDescription に継承されるように指定します。
excludedAttributesForUpdate 定義は、Labor Cost の値の更新が Generic Process Plan から Generated Process Plan に継承されないように指定します。
規則ファイルを使用したジェネリックプロセス計画との生成されたプロセス計画の同期化
1. PPB で、Generic Process Plan を開きます。
2. 「生成されたプロセス計画」タブで、Generated Process Plan を選択します。
3. 「Synchronize Process Plans」をクリックします。
4. 「OK」をクリックして続行します。
5. 「生成されたプロセス計画の更新」ダイアログボックスに表示される更新のサマリーを確認し、「閉じる」をクリックします。
同期化された生成されたプロセス計画
Generated Process Plan が規則ファイルに従って更新されています。
Variant Description の値が Op3Desc に更新されています。
Labor Cost の値は同じままです。
* 
同様に、規則ファイルを使用して、生成されたプロセス計画をジェネリックプロセス計画と同期化させることで、以下のエンティティを更新できます。
親子関係属性の値
オカレンス属性の値
オカレンスの再割当
参照用の操作参照部品
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