TIBCO アダプタでの SNC のサポート
Secure Network Communications (SNC) により、アプリケーションレベルで安全な通信が確保され、システムのセキュリティが強化されます。これにより、基本認証以外の追加の保護メカニズムを使用して、コンポーネント間で (SAP GUI とアプリケーションサーバーの間など) 保護された接続が確立されます。
• TIBCO アダプタでの SNC のサポート: 既成では、TIBCO プロジェクトは、SAP ECC または HANA との専用接続に対して設定されます。TIBCO は、TIBCO アダプタと SAP システムの間の Secure Network Communication (SNC) もサポートしています。SNC により、通信中にデータが暗号化され、安全な通信が確保されます。SNC 接続を設定する手順の詳細については、次のパスにある TIBCO アダプタのドキュメンテーションの「Working with Secure Communication」の章を参照してください。
<<TIBCO_ホーム>>\adapter\adr3\<<バージョン>>\doc\pdf\TIB_adr3_<<バージョン>>_configuration_deployment
• ランタイムおよびデザインタイムに関する考慮事項: TIBCO アダプタでは、ランタイム接続に対してのみ SNC がサポートされていることに注意してください。デザインタイムのアクティビティ中に SAP サーバーから BAPI、RFC、または ZRFC をフェッチまたはダウンロードする場合は、TIBCO プロジェクトによって提供されるデフォルトの専用タイプ接続を使用することをお勧めします。これにより、ランタイム実行中のセキュリティが維持されるのと同時に、円滑な開発プロセスとテストプロセスが確保されます。