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セカンダリコンテンツが原因で生じるコンフリクトのオーバーライド
古いファイルが原因で生じるコンフリクトは、手動でオーバーライドできます。チェックイン中に発生するコンフリクトを解決する例をいくつか見てみましょう。ここでは、CATIA V5 用のスクリーンショットを使用しています。NX、SOLIDWORKS、PTC Mathcad、Autodesk Inventor、AutoCAD、Creo Elements/Direct Modeling (CEDM)、Creo Elements/Direct Drafting (CEDD) などのほかの CAD ツールでも同じ方法を使用できます。
チェックインの終了と添付資料の手動更新
古いファイルが原因で生じるコンフリクトは、チェックインを終了し、添付資料を手動で更新して「古い」フラグを除去することでオーバーライドできます。
1. ワークスペースからチェックインするのに失敗した CAD ドキュメントを選択し、「操作」メニューの「添付資料を編集」を選択します。「添付資料を編集」ウィンドウで、「ステータス」「古い」としてマークされている添付資料を確認できます。
2. 「ブラウズ」をクリックし、ローカルディレクトリから添付資料としてファイルを選択します。
3. 「古い」ステータスが除去され、修正済み ファイル修正済みアイコン アイコンが表示されます。「保存」をクリックします。
4. 「チェックイン」をクリックして、CAD ドキュメントを再びチェックインします。
CAD ドキュメントからの添付資料の除去
チェックイン失敗のエラーが発生した場合は、次のように CAD ドキュメントから添付資料を除去することで解決できます。
1. リンクをクリックして、「イベント管理」コンソールを表示します。
2. 「操作」コラムで、「コンフリクトを解決」 アイコンをクリックします。
「コンフリクトを解決」アイコンをクリック
3. 「コンフリクト管理」 > 「再試行オプション」で、「チェックイン中に古いセカンダリコンテンツを除去」を選択し、「再試行」をクリックします。これにより、CAD ドキュメントから古い添付資料が除去されます。
チェックイン中に古いセカンダリコンテンツを除去
ステータスの再設定と「古い」フラグの除去
次のようにステータスを再設定し、「Outdated」フラグを除去することで、コンフリクトをオーバーライドできます。
1. チェックイン失敗のメッセージのリンクをクリックして、「イベント管理」コンソールを表示します。
2. チェックインコンフリクト行の「操作」コラムで、「コンフリクトを解決」 アイコンをクリックします
3. 「コンフリクト管理」 > 「再試行オプション」で、「セカンダリコンテンツの期限が切れステータスをリセット」を選択し、「再試行」をクリックします。
セカンダリコンテンツの期限が切れステータスをリセット
この操作によってステータスが再設定され、セカンダリコンテンツの「古い」フラグが除去されます。
「古い」ステータスのまま CAD ドキュメントにチェックイン
次のように、チェックインの際に発生したコンフリクトをオーバーライドしてから、ステータスが「古い」のドキュメントにチェックインできます。
1. チェックイン失敗のメッセージのリンクをクリックして、「イベント管理」コンソールを表示します。
2. チェックインコンフリクト行の「操作」コラムで、「コンフリクトを解決」 アイコンをクリックします
3. 「コンフリクト管理」 > 「再試行オプション」で、「チェックイン中に古いセカンダリコンテンツを無視」を選択し、「再試行」をクリックします。
チェックイン中に古いセカンダリコンテンツを無視
これで CAD ドキュメントが「古い」ステータスのままチェックインされます。
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