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OAuth トークンを使用した電子メールコンフィギュレーション
Windchill で OAuth トークンを使用して電子メールサーバーを設定するには、wt.properties ファイルで以下のプロパティを設定します。
プロパティ
説明
com.ptc.oauth.smtp.clientID
encrypted.com.ptc.oauth.smtp.clientID
メールサーバーの OAuth クライアント ID。
com.ptc.oauth.smtp.clientSecret
encrypted.com.ptc.oauth.smtp.clientSecret
メールサーバーのクライアントシークレット。
com.ptc.oauth.smtp.enable
True/false
値を true に設定すると、OAuth コンフィギュレーションを有効にします。デフォルト値は false です。
com.ptc.oauth.smtp.scope
トークンを生成するために使用されるスコープ。例: https://outlook.office365.com/.defaul
com.ptc.oauth.smtp.tokenURL
トークンを生成するために使用される電子メールサーバーのトークン URL。例: https://login.microsoftonline.com/oauth2/v2.0/token
wt.mail.from
電子メールメッセージのデフォルト送信者として使用されるアドレス。
wt.mail.mailhost
メールサーバーのホスト名。
wt.mail.smtp.starttls.enable
True/false
値を true に設定すると、TLS は電子メールを送信できます。デフォルト値は false です。
wt.mail.verbose
詳細なデバッグログを有効にします。
mail.smtp.port
メールサーバーが使用するポート。
com.ptc.oauth.smtp.custParams
トークンをフェッチするためのカスタムパラメータ。指定したフォーマットで値を入力します。例: {"test"\:"test1","test2"\:"test3"}
次のコマンドを実行して、Windchill キーストアで OAuth クライアント ID と OAuth クライアントシークレットを設定および管理します。
ant -f <WT_HOME>/bin/adminTools/sip/EncryptPasswords.xml addValueToKeyStore -DpropertyName=com.ptc.oauth.smtp.clientID -Dpassword=<cliendID>
ant -f <WT_HOME>/bin/adminTools/sip/EncryptPasswords.xml addValueToKeyStore -DpropertyName=com.ptc.oauth.smtp.clientSecret -Dpassword=<secret>
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