部品のソーシングステータス
サプライヤ部品は、OEM 部品との関係について順位が付けられており、製造メーカー部品またはベンダー部品が承認済み、優先、または不使用のどれであるかが示されています。通常、コンポーネントエンジニアか調達エンジニアが、製造メーカー部品またはベンダー部品にソーシングステータスを割り当てます。
初期ソーシングステータスは、部品作成中、または最初のデータ読み込み中に部品関係に適用されます。その後、1 つの部品または 1 組の部品に対してステータスを変更することもできます。
ソーシングステータスのデフォルト値は、「お気に入り」、「承認済み」、「使用しない」です。必要な場合は、管理者が追加のソーシングステータス値を設定することもできます。詳細については、ソーシングステータス値の設定を参照してください。
ソーシングコンテキスト
サプライヤ部品のソーシングステータスは、地理的位置、同じ製品ファミリ内の特定の製品ラインの仕様、環境適合規制などによって異なる場合があります。
ソーシングコンテキストを使用することで、これらのばらつきを考慮し、特定の条件に一意の AML および AVL を作成できます。別のソーシングコンテキストでは、同じ OEM 部品に異なる AML または AVL が存在する場合があります。部品のソーシングステータスは、ブラウザで製品構造を表示したときに、選択したソーシングコンテキストに反映されます。
規則を使用した製造メーカー部品へのソーシングステータスの適用
Windchill Supplier Management には、サプライヤ部品の順位付けプロセスを合理化するために、AML および AVL に一括プロセスでソーシングステータスを割り当てるツールが用意されています。ソーシング管理者は、製造メーカー部品またはベンダー部品のセットにソーシングステータスを割り当てる際の規則を定義できます。
規則では、選択したソーシングコンテキスト内で選択したサプライヤにソーシングステータス値を指定できます。Windchill Classification と分類構造の両方がインストールされている場合は、分類ノードを選択して、規則を適用する部品セットを定義できます。
Supplier Management 管理者は、名前空間と、名前空間で使用可能な分類ノードを変更できます。ただし、「AMLPolicyRule」「AVLPolicyRule」については、両方のタイプで名前空間値が同じでなければなりません。名前空間の設定の詳細については、分類バインド属性を参照してください。
AML/AVL を作成する際には、ソーシング規則もサプライヤ部品のソーシングステータスに影響を与えます (変更可能です)。
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