フォルダおよびコンテキストの購読
表示可能なコンテキストとオブジェクトタイプは、インストールした
Windchill ソリューションと
個々のユーザーのアクセス権によって異なります。
購読タイプのサポートの詳細については、
購読を参照してください。
コンテキストの購読
「製品」 、
「プロジェクト」 、
「プログラム」 、または
「ライブラリ」 を購読できます。コンテキストの購読とフォルダの購読はほぼ同じです。
コンテキストの購読にはコンテキストタイプに適用可能なイベントが含まれ、そのコンテキストに対して選択したイベントが発生したときに通知が送信されます。追加オブジェクトタイプを選択してコンテキストの購読に含めた場合は、コンテキスト内の任意のサブフォルダレベルにあるそのオブジェクトタイプの個々のオブジェクトすべてに対してイベントが発生したときに通知が送信されます。
たとえば、製品コンテキストを購読し、「属性を編集」イベントを選択した場合、製品属性が変更されたときに通知が送信されます。ただし、部品オブジェクトタイプを購読に含めた場合は、その製品に含まれているいずれかの部品の属性が変更されたときにも通知が送信されます。
フォルダの購読
フォルダの購読にはフォルダオブジェクトタイプに適用可能なイベントが含まれ、購読したフォルダおよびその第 1 レベルのサブフォルダに対して選択したイベントが発生したときに通知が送信されます。
フォルダの購読には第 1 レベルのサブフォルダもすべて含まれます。たとえば、次のフォルダ構造について考えます。
◦ Folder A
▪ Folder AA
▪ Folder AB
▪ Folder AB-1
Folder A を購読している場合、Folder AA と Folder AB に対して実施された操作についても通知を受け取ります。しかし、Folder AB-1 に関する通知を受け取るには、Folder AB の購読を別途作成する必要があります。
| フォルダ構造のすべてのレベルにあるフォルダに関する通知を受け取るには、コンテキストを購読し、そのコンテキストの購読にフォルダのオブジェクトタイプを含めます。 |
追加オブジェクトタイプを選択してフォルダの購読に含める場合は、フォルダ内にあるそのオブジェクトタイプの個々のオブジェクトに対して選択したイベントが発生したときに通知が送信されます。サブフォルダ内のオブジェクトに関する通知を受け取るには、そのサブフォルダ用の購読を別途作成する必要があります。
| • フォルダまたはコンテキストと個々のオブジェクトタイプを購読すると、フォルダまたはコンテキスト内にあるそのタイプの個々のオブジェクトに対してイベントが発生したときに通知が送信されます。同じタイプの複数のオブジェクトが同時に影響を受ける場合、オブジェクトごとに別々に通知されるのではなく、すべての情報をまとめた電子メール通知が 1 通だけ送信されます。 • オブジェクトタイプの購読にはいくつかの制限があります。たとえば、部品やドキュメントタイプ、「削除」イベントを含むフォルダ購読を作成できます。ただし、部品が削除された場合のみ通知が送信されるように指定することはできません。フォルダ、部品、およびドキュメントが削除された場合に通知が送信されます。 |
次の例は、フォルダ購読の期待される結果を示しています。以下の手順の詳細な説明は、
購読の作成および
購読の編集を参照してください。
例: フォルダの購読
2. 「フォルダコンテンツ」テーブルで、"Folder A" という名前の
新規フォルダを作成します。
3. Folder A の横のチェックボックスをオンにして、 > の順に選択します。
4. 「イベントを識別」ステップの「購読」ウィンドウで、「フォルダ」が「タイプ」フィールドに表示されていることを確認します。
以下のイベントを選択します。
コピー
「削除」
新規オブジェクト
アイデンティティを編集
5. 「購読ユーザーを選択」ステップと「件名と有効期限を定義」ステップを実行して、購読を作成します。
購読の結果
この購読は、以下の操作に関する通知を送信します。
◦ コピー — Folder A、またはその中のフォルダがコピーされます。
◦ 削除 - Folder A、またはその中のフォルダが削除されます。
◦ 新規オブジェクト - 新規フォルダが Folder A に追加されます。
◦ アイデンティティを編集 - Folder A または Folder A 内のフォルダの名前が変更されます。
フォルダおよびオブジェクトタイプの購読
「購読を編集」ウィンドウが表示されます。
2. 「イベントを識別」で、
「タイプ」フィールドの横の「検索」アイコン
をクリックします。
「タイプを検索」ウィンドウが開きます。
3. 「部品」タイプと「ドキュメント」タイプの横のチェックボックスをオンにします。「OK」をクリックします。
4. 「イベントを識別」ステップでは、「イベント」フィールドにフォルダ、部品、およびドキュメントに適用可能なイベントが含まれています。
以下のイベントを選択します。
改訂
コンテンツを編集
5. 「完了」をクリックして、変更を適用します。
購読の結果
この購読は、以下の操作に関する通知を送信します。
◦ コピー — Folder A、またはその中のフォルダ、部品、ドキュメントがコピーされます。
◦ 削除 - Folder A、またはその中のフォルダ、部品、ドキュメントが削除されます。
◦ 新規オブジェクト - 新規フォルダ、部品、ドキュメントが Folder A に追加されます。
◦ アイデンティティを編集 - Folder A、またはその中のフォルダ、部品、ドキュメントの一意の識別子が修正されます。一意の識別子は、通常はオブジェクトの名前または番号です。
◦ コンテンツを編集 - Folder A 内のドキュメントのプライマリコンテンツが修正されます (フォルダおよび部品をプライマリコンテンツに含めることはできません)。
◦ 改訂 - Folder A 内の部品またはドキュメントに対して「改訂」操作が実行されます (フォルダは改訂できません)。