UpdateSecurityLabels コマンドラインユーティリティの実行
UpdateSecurityLabels コマンドラインユーティリティを実行する前に、更新するすべてのオブジェクトのオブジェクト ID と新しいセキュリティラベルの設定を含む入力ファイルを作成する必要があります。詳細については、UpdateSecurityLabels コマンドラインユーティリティの入力ファイルの要件を参照してください。
以下に、UpdateSecurityLabels コマンドラインユーティリティで使用できるパラメータを示します。
パラメータ
必須
説明
-allVersions
いいえ
セキュリティラベル値の変更を指定したオブジェクトのみに適用するか、指定したオブジェクトのすべてのバージョンに適用するかを決定します。このパラメータは作業版数の適用が可能なオブジェクトのみに適用されます。
たとえば、入力ファイルにはバージョン B.1 の部品が含まれています。ユーティリティの実行時に -allVersions パラメータが含まれている場合、指定した部品のリビジョン A のすべての作業版数とバージョン B.1 のセキュリティラベル値が、入力ファイルの値に更新されます。
-chunkSize
いいえ
1 つのトランザクションで処理するオブジェクトの数を指定します。このパラメータを指定しない場合、wt.access.UpdateSecurityLabels.chunkSize プロパティから値が取得されます。詳細については、UpdateSecurityLabels コマンドラインユーティリティを実行するためのコンフィギュレーションを参照してください。
-inputFilePath
はい
入力ファイルのパス。
-password
いいえ
ユーティリティを実行するユーザーのパスワード。このパラメータを指定しない場合、ユーティリティの実行時にユーザーのログオン情報が要求されます。
-user
いいえ
ユーティリティを実行するユーザー。このパラメータを指定しない場合、ユーティリティの実行時にユーザーのログオン情報が要求されます。ユーティリティを実行できるのは、wt.access.UpdateSecurityLabels.authorizedParticipant プロパティで承認されているユーザーのみです。詳細については、UpdateSecurityLabels コマンドラインユーティリティを実行するためのコンフィギュレーションを参照してください。
-help
いいえ
ユーティリティのヘルプテキストを表示します。ヘルプテキストには、各オプションの完全な説明と、ユーティリティを実行するための構文が表示されます。
ユーティリティを実行するには、Windchill シェルを開き、表に示したパラメータを任意に組み合わせてコマンドを実行します。
java wt.access.UpdateSecurityLabels -inputFilePath="<ファイルパス>" -user=<ユーザー名>
-password=<パスワード> -chunkSize=<数> -allVersions
ここで、
<ファイルパス> は、入力ファイルのパスです。
<ユーザー名> は、ユーティリティを実行するユーザーのユーザー名です。
<パスワード> は、ユーティリティを実行するユーザーのパスワードです。
<数> は、新規トランザクションを開始する前に処理するオブジェクトの数です。
たとえば、以下のコマンドでは、objectSLUpdate.xlsx 入力ファイルに指定したオブジェクトのみが更新されます。
java wt.access.UpdateSecurityLabels -inputFilePath=
"D:\Windchill\inputFiles\objectSLUpdate.xlsx" -user=jdoe -password=abc123
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