セキュリティラベルとビジュアリゼーション
ビジュアリゼーションパブリッシングジョブは、ファイル同期化モードが有効になっている場合に、パブリッシング操作を開始したユーザーの資格証明と、auth.properties に記載されているパブリッシングユーザーに基づいて実行されます。ユーザーがアクセス権を持つオブジェクトだけがパブリッシングされます。パブリッシングを正常に行うためには、ユーザーは、パブリッシングするオブジェクトに設定されているすべてのセキュリティラベルの承認された参加者でなければなりません。部品構造やドキュメント構造などの構造をパブリッシングする場合、パブリッシングジョブを開始したユーザーは、その構造内のすべてのオブジェクトへのアクセスが許可されていなければなりません。
マークアップには、関連付けられているビューデータオブジェクトと同じセキュリティラベルが自動的に設定されます。ビューデータオブジェクトに設定されているセキュリティラベルが変更された場合、それに関連付けられているマークアップのセキュリティラベルは、ビューデータオブジェクトのセキュリティラベルに合わせて自動的に変更されます。
製品表現はそれが表しているオブジェクト (製品表現対象オブジェクト) からセキュリティラベルを継承します。製品表現がオブジェクトに基づいて作成されている場合、基になっているオブジェクトと同じセキュリティラベル値が設定されます。作成元のオブジェクトのセキュリティラベルが変更された場合、製品表現のセキュリティラベルは、作成元のオブジェクトのセキュリティラベルに合わせて自動的に変更されます。右クリック操作メニューの「セキュリティラベルを編集」操作を使って、製品表現のセキュリティラベルを手動で更新できます。
あるオブジェクトに基づいて作成された製品表現を別のオブジェクトにコピーした場合、コピーした製品表現は元のオブジェクトから作成されたものとは見なされません。コピーした製品表現には、その製品表現が表しているオブジェクトのセキュリティラベルが設定されます。
製品表現が特定のオブジェクトに基づいて作成されていない場合、その製品表現には、その製品表現が表しているオブジェクトのセキュリティラベルが設定されます。製品表現対象のセキュリティラベルが変更された場合、その製品表現のセキュリティラベルが自動的に更新されます。
製品表現の詳細については、Windchill Visualization Services についてを参照してください。
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