レポートのインポート
サイト管理者と組織管理者は、以前に Windchill システムからエクスポートされたレポートをインポートできます。コンテキスト (製品、ライブラリ、プロジェクト、プログラム、組織、サイト) の「レポート」テーブルで「レポートをインポート」アイコン をクリックします。アイコンをクリックすると、「レポートをインポート」ウィンドウが開きます。
* 
「レポートをエクスポート」および「レポートをインポート」操作を使用してある Windchill システムからカスタムファイルを含むレポートを別の Windchill システムにエクスポートする場合、「レポートのカスタマイズのディレクトリ」プリファレンスの値がソースシステムとターゲットシステムの両方で同じである必要があります。
「レポートをインポート」ウィンドウでの操作は次のステップに分けられます。
1. インポートするファイルを選択
2. インポートプレビュー
インポートするファイルを選択
「ファイル」フィールドの横にある「ブラウズ」をクリックして、インポートする ZIP ファイルを見つけます。エクスポートしたレポートが複数、ZIP ファイルに含まれている場合は、ZIP ファイル内のすべてのレポートとそのサポート成果物がインポートされます。
「次へ」をクリックします。
インポートプレビュー
「インポートプレビュー」ステップでは、選択した ZIP ファイルに含まれるレポートファイルとサポート成果物の一覧と、それぞれのインポート結果を示すテーブルが表示されます。
「レポートテンプレート」テーブル - インポートするレポートテンプレートの一覧。「インポートの結果」の値には以下のものがあります。
「更新」- 一覧のレポートテンプレートがシステムにすでに存在している場合、現在システムにあるレポートテンプレートはインポートされるレポートテンプレートによって上書きされます。
「追加」- 一覧のレポートテンプレートがシステムにまだ存在していない場合、レポートテンプレートはシステムに追加されます。
「Info*Engine タスク」テーブル - インポートされる Info*Engine タスクと関連付けられた委任の一覧。「インポートの結果」の値には以下のものがあります。
「更新」- Info*Engine タスクがシステムにすでに登録されている場合、現在登録されているタスクはインポートされたタスクによって更新されます。
「登録」- Info*Engine タスクがシステムにまだ登録されていない場合、インポートされたタスクは登録されます。
「レポート成果物」テーブル - レポートのサポート成果物の一覧 (Java クラス、RBINFO ファイル、JSP ファイルなど)。「インポートの結果」の値には以下のものがあります。
「バックアップ」- 成果物がシステムにすでに存在する場合、既存の成果物のバックアップが .bak という拡張子で作成され、新しい成果物がその場所に作成されます。
「追加」- 成果物がシステムにまだ存在していない場合、成果物はシステムの指定した場所に追加されます。
「完了」をクリックして、インポートを完了します。
* 
サイトレベルではなく組織レベルでレポートをインポートすると、管理権限を持っていないユーザーはレポートを表示できません。管理権限を持っていないユーザーがレポートを表示できるようにするには、組織コンテキストの「ポリシー管理」ユーティリティでアクセス制御ポリシー規則を設定する必要があります。組織コンテキストの /System ドメインで、すべてのライフサイクル状態の「レポート」オブジェクトタイプの読み取りアクセス許可を適切な参加者に付与します。詳細については、アクセス制御規則の作成と編集を参照してください。
これは役に立ちましたか?