部品の情報ページの「親」タブにある「親」テーブルには、その部品を使用しており、親子構造内の子部品リンクを再帰的に移動することによって生成されるアセンブリのリストが表示されます。子部品リンクはバージョンからマスターへのリンクです。つまり、親の特定のビューバージョンを子オブジェクトのマスターにリンクしています。その結果、構造を検索すると、親オブジェクトの複数のバージョンが特定の子のマスターへの子部品リンクを持っていることがあります。

「関連オブジェクト」タブが表示されている場合、「親」テーブルはオブジェクトの情報ページから使用できます。

部品情報ページの「親」テーブルには、以下のビューが含まれています。

次の図に示す「親」テーブルでは、「最新」ビューが選択されています。

「親」テーブルとテーブルビュー機能は Windchill の以下のアイテムに対して使用できます。

わかりやすくするために、単一構造の単一レベルを使用してユースケースを説明します。構造の各レベルで同じユースケースを適用できます。この例では、子部品マスターを使用した親部品バージョンが必ず含まれており、バージョンがない場合、子部品マスターを使用した親部品バージョンが存在しないことを意味します。

ユースケース 1

部品構造ブラウザで次の構造を作成します。

Child, A.1 (Design) を持つ Parent, A.2 (Design) の構造が作成されます。

Child 部品の「親」テーブルの各テーブルビューに、その Child 部品を使用する Parent 部品のバージョンが次のように表示されます。

ユースケース 2

部品構造ブラウザで次の構造を作成します。

Child 部品を持たない Parent, B.2 (Design) の構造が作成されます。

Child 部品の「親」テーブルの各テーブルビューに、その Child 部品を使用する Parent 部品のバージョンが次のように表示されます。

ユースケース 3

部品構造ブラウザで次の構造を作成します。

Child, A.1 (Design) を持つ Parent, C.2 (Design) の構造が作成されます。

Child 部品の「親」テーブルの各テーブルビューに、その Child 部品を使用する Parent 部品のバージョンが次のように表示されます。

ユースケース 4

部品構造ブラウザで次の構造を作成します。

次のような構造が作成されます。

Child 部品の「親」テーブルの各テーブルビューに、その Child 部品を使用する Parent 部品のバージョンが次のように表示されます。

ユースケース 5

部品構造ブラウザで次の構造を作成します。

Child, A.1 (Design) を持つ Parent, B.1 (Design) の構造が作成されます。

Child 部品の「親」テーブルの各テーブルビューに、その Child 部品を使用する Parent 部品のバージョンが次のように表示されます。