グループの削除
グループ情報は、Windchill グループオブジェクト (Windchill データベース内に保管される) 内に保管され、Windchill 全般にわたって参照されると同時に、グループエントリ (ディレクトリサービス内に保管される) 内にも保管されます。
グループを削除すると、これに対応する Windchill グループオブジェクトが無効になり、このグループがメンバーとして所属するすべてのグループからこのグループが除去されます。これによって、削除するグループ内の参加者の、ワークリストアクセスまたはアクセス許可が変更されることはありません。ユーザーレベルで許可が割り当てられていないかぎり、ユーザーは、削除されたグループに定義されていたナビゲーションアクセス許可を失います。
グループを削除する場合、そのグループに対する Windchill の参照だけを削除するか、Windchill 参照とグループディレクトリエントリの両方を削除するかを選択できます。
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グループのディレクトリエントリを削除するには、そのグループエントリが保管されているディレクトリサービスに対する書き込みアクセス許可が必要です。グループを削除しても、そのグループをグループ属性として持つユーザーは削除されません。
グループの削除には、主に以下の 2 つの手順を実行します。
1. Windchill グループ参照と、必要であればこれに関連するグループディレクトリエントリを削除します。
2. 関連するワークリストおよびアクセス許可をクリーンアップします。
グループ検出操作
1 つ以上の Windchill グループを削除するには、以下の手順に従います。
1. 削除するグループを、「参加者管理」テーブルに追加します。詳細については、参加者の検索を参照してください。
2. グループを削除するには、「操作」メニューまたは右クリックで表示される操作メニューのいずれかから、以下のいずれかを選択します。
「Windchill から削除」 では、選択したグループを Windchill からのみ選択します。
「Windchill および Windchill Directory Server から削除」 では、選択したグループを、Windchill、およびグループエントリが保管されたディレクトリサービスの両方から削除します。
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この操作は、読み取り専用のディレクトリサーバーによって所有されるグループには使用できません。
3. 確認ウィンドウで「OK」をクリックします。
グループが削除され、テーブルから除去されます。
4. 削除した各グループに対して、削除済みグループのクリーンアップを実行します。
削除済みグループのクリーンアップ
グループを削除したあとに、以下の手順でクリーンアップを手動で実行する必要があります。
削除したグループに割り当てられていたワークリストアイテムの再割当を行います。詳細については、タスクの再割当を参照してください。
必要に応じて、グループの削除時に失われたユーザーのアクセス許可を復元するためのアクセス制御規則を作成します。
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