レプリケーションパッケージをエクスポートするためのキュー処理方法の設定
WPSyncQueue は、レプリケーションパッケージのすべてのエクスポートタスクを処理します。サイト管理者は、完全レプリケーションパッケージを処理するキューを設定することも、増分レプリケーションパッケージを個別に処理するキューを設定することもできます。WT_HOME\codebase にある wt.properties ファイル内の以下のプロパティに対してキュー名のコンマ区切りリストを指定します。
• com.ptc.windchill.wp.delivery.export.full.queueNames
• com.ptc.windchill.wp.delivery.export.incremental.queueNames
指定したキューが存在しない場合は、エクスポートプロセス中に自動的に作成されます。
エクスポートタスクは、キューセット別に負荷が最も少ないキューに割り当てられます。たとえば、キュー Q1 とキュー Q2 に 2 つの増分エクスポートタスクが割り当てられるとします。その後に 3 つ目の増分エクスポートタスクが作成された場合、それは Q1 と Q2 のどちらか負荷が少ない方のキューに割り当てられます。このデフォルトのロジックはビジネス要件に応じてカスタマイズできます。たとえば、所要時間が 10 分未満のタスクを Q1 に割り当て、所要時間が 10 分以上のタスクを Q2 に割り当てます。
詳細については、
キュー割当のカスタマイズを参照してください。
キューセットにリストされているキューのいずれかが無効になっている場合、その無効になっているキューのエクスポートタスクは、有効になっているキューに割り当てられます。すべてのキューが無効になっている場合、エクスポートタスクはいずれかのキューに割り当てられます。そのタスクは、キューが有効になり、開始されると処理されます。