その他の機能 > 製造プロセス管理 > プロセス計画と標準手順の操作 > プロセス計画ブラウザでの割当部品の割り当てられた定義式の表示
プロセス計画ブラウザでの割当部品の割り当てられた定義式の表示
プロセス計画ブラウザ (PPB) では、オペレーションに部品を割り当てることができます。割当部品には、親子定義式またはオカレンス定義式が割り当てられている場合があります。PPB ツリー構造に「割当済み BOM 親子定義式」コラムを追加することにより、割当部品の割り当てられた親子定義式を表示できます。PPB ツリー構造に「割当済み BOM オカレンス定義式」コラムを追加することにより、割当部品の割り当てられたオカレンス定義式を表示できます。
割り当てられた定義式の表示に関する詳細は、次のトピックを参照してください。
場合によっては、オペレーションに割り当てられた部品に複数の親子定義式が関連付けられます。そのような場合、これらの定義式は連結され、「割当済み BOM 親子定義式」コラムに表示されます。以下のユースケースについて考えてみます。
ユースケース
すべてのユースケースについて、PPB に以下の構造があると見なしてください。
ユースケース 1 
PPB ツリーピッカーで次の構造を開きます。
Part C7 に割り当てられている親子定義式は Communication = “Modem” です。
Process Plan 1 で、Part C7Operation 1 に割り当てます。
Part C7 の PPB ツリー構造の「割当済み BOM 親子定義式」コラムに表示される割り当てられた親子定義式の値は、[Communication = “Modem”;] です。
ユースケース 2 
PPB ツリーピッカーで次の構造を開きます。
Part C7 に割り当てられている親子定義式は Communication = “Modem” です。
Part C6 (Part C7 の親部品) に割り当てられている親子定義式は Industry = “Telecom” です。
Process Plan 1 で、Part C7Operation 1 に割り当てます。
Part C7 の PPB ツリー構造の「割当済み BOM 親子定義式」コラムに表示される割り当てられた親子定義式の値は、[Communication = “Modem”;] , [Industry = “Telecom”;] です。
ユースケース 3 
PPB ツリーピッカーで次の構造を開きます。
Part C7 に割り当てられている親子定義式は Communication = “Modem”, Voltage=”+120”; です。
Process Plan 1 で、Part C7Operation 1 に割り当てます。
Part C7 の PPB ツリー構造の「割当済み BOM 親子定義式」コラムに表示される割り当てられた親子定義式の値は、[Communication = “Modem”, Voltage=”+120”;] です。
ユースケース 4 
PPB ツリーピッカーで次の構造を開きます。
Part C7 に割り当てられている親子定義式は Communication = “Modem”, Voltage=”+120”; です。
Part C6 (Part C7 の親部品) に割り当てられている親子定義式は Energy Storage = "Ultra Capacitor” , Industry = “Substation”; です。
Process Plan 1 で、Part C7Operation 1 に割り当てます。
Part C7 の PPB ツリー構造の「割当済み BOM 親子定義式」コラムに表示される割り当てられた親子定義式の値は、[Communication = “Modem”, Voltage= “+120”;] , [Energy Storage = "Ultra Capacitor”, Industry = “Substation";] です。
* 
4 つのユースケースは、PPB ツリー構造の「割当済み BOM オカレンス定義式」コラムにも当てはまります。
これは役に立ちましたか?