mBOM でのフレキシブルアセンブリフィーチャー
以下の図は、Base 部品と Hose 部品のデフォルトの製品表現を示しています。
以下の図は、Base 部品、Connector 部品、およびフレキシブル Hose 部品から成るアセンブリの構造を示しています。これらの部品がアセンブリされて、上流構造の Design Sub-Assy 部品が構築されています。Hose 部品と Connector 部品の各オカレンスがアセンブリされて、下流構造のサブアセンブリが構築されています。これらのサブアセンブリと Base 部品がアセンブリされて、Top Assy 部品が作成されています。対応オカレンスリンクは、上流側の部品のオカレンスと下流側の部品のオカレンスをマッピングします。
Design Sub-Assy には、上流側のアセンブリフィーチャーに関連する情報が保存されています。これは図で 
として示されています。デフォルトの製品表現ではベンドされていない Hose 部品が、Design Sub-Assy のコンテキストではベンドされた状態で表示されています。ただし、Design Sub-Assy には下流側に対応する部品がありません。上流側と下流側の Top Assy 部品は両方の構造に共通の対応コンテキストなので、フレキシブルフィーチャーに関連する情報は下流側の Top Assy 部品に保存されます。したがって、フレキシブル部品の更新を試みるたびに、Top Assy がチェックアウトされます。
として示されています。デフォルトの製品表現ではベンドされていない Hose 部品が、Design Sub-Assy のコンテキストではベンドされた状態で表示されています。ただし、Design Sub-Assy には下流側に対応する部品がありません。上流側と下流側の Top Assy 部品は両方の構造に共通の対応コンテキストなので、フレキシブルフィーチャーに関連する情報は下流側の Top Assy 部品に保存されます。したがって、フレキシブル部品の更新を試みるたびに、Top Assy がチェックアウトされます。フレキシブル製品表現は、mBom の作成時にプロパティ edrload.dynamicstructure.representationasfeaturesource が false に設定されていた場合にのみ表示されます。false に設定した場合、下流ノードにデータが取り込まれ、下流の構造でフレキシブル製品表現を表示するときに使用されます。
 | Windchill 12.0.1.0 リリースではフレキシブルアセンブリフィーチャーに既知の制限があります。この機能は将来のリリースで改善される予定です。 • プロセス計画ブラウザでは製造コンテキストのフレキシブルアセンブリフィーチャーはサポートされていません。 • このフィーチャーでは、部品のイメージ関連付けがサポートされていません。 • 階層内でフレキシブルアセンブリフィーチャーが含まれている部品の上にある親部品の位置と子部品の相対位置を掛け合わせることによって子部品の絶対位置が計算される際に、子部品の位置について何らかの問題が生じることがあります。 • 部品に対する参照操作では、プロセス計画ブラウザのオカレンスモードでその部品が割り当てられていない場合にのみ、正しい製品表現が示されます。 • 上流側のフレキシブルアセンブリフィーチャーのジオメトリに変更がない場合でも、調整アシスタンスによってフレキシブル製品表現で変更が検出されることがあります。上流側と下流側でビジュアリゼーションを比較することによって、この矛盾を解決できます。 • 「下流構造を生成」、「構造アソシエティビティを同期化」、または「新規代替 BOM」操作を使用して下流構造を更新している場合、部品のフレキシブル製品表現で検出された更新は下流構造に表示されません。 |