すべてのデータのインポートに関する注意事項
情報を Microsoft Excel から Windchill PDMLinkにインポートする場合は、以下の点を考慮してください。
• 部品、ドキュメント、および製品構造をシステムにインポートするとき、インポート/エクスポートフレームワークが使用されます。Excel スプレッドシートをロードした場合、ワークシートの各行に相当する複数の XML ファイルに変換されます。各行が連続的に Windchillにロードされるため、製品構造をインポートする場合には特に、変更にはいくつかの制限が伴います。
• 空の属性値が空白のままか、前の作業版数の値が使用されるかは、プリファレンスによって決まります。デフォルトでは、前の作業版数の値が使用されます。 > > に移動し、「スプレッドシートシートからインポート時の空の値」プリファレンスを表示します。
• 複数のワークシートを持つスプレッドシートをインポートできます。複数の BOM シートを部品シートおよび AML/AVL シートと組み合わせて 1 つのスプレッドシートにできます。
• ワークブックのワークシートの順序は重要ではありません。先に部品シートがインポートされ、その後で BOM シートがインポートされます。
• スプレッドシートのコラムの順序は固定されていません。
• 行 1 の最初のセルに、インポートするデータのタイプを定義する文字列が含まれています。
◦ 部品の場合: ImportSheetType=PART
◦ ドキュメントの場合: ImportSheetType=DOCUMENT
◦ BOM の場合: ImportSheetType=BOM
◦ AML/AVL の場合: ImportSheetType=AXL
◦ 置換部品の場合: ImportSheetType=REPLACEMENTS
• ワークシートをインポートから除外する場合は、ワークシートの最初のセルを空にするか、ImportSheetTypeの値を変更します (たとえばImportSheetType=NONE に設定します)。正しい値 (PART、DOCUMENT、BOM、AXL、または REPLACEMENTS) を含まないワークシートはインポート時に除外されます。これは複数のワークシートがあるスプレッドシートのトラブルシューティングに適した方法です。
• 各ワークシートの行 2 ~ 5 はコメント用に予約されています。以前にWindchill PDMLinkからスプレッドシートをエクスポートしていると、スプレッドシートに含まれている属性の表示名が行 5 に含まれている場合があります。属性の表示名は Windchill で事前に定義されている場合にのみ表示されます。
• 行 6 にはコラムのヘッダが含まれています。属性の場合、行 6 には属性の論理 ID が含まれ、これはシステムによって生成された名前である場合があります。たとえば、表示値 "color" の論理 ID が xje256 であることがあります。
• 行 6 より後の行には、インポートされるデータが含まれます。
カスケード属性を使用している場合、各行で被駆動属性の値がその駆動属性に定義されている制約に基づいて有効であることを確認します。カスケード属性の詳細については、
「「カスケード属性」タブ」を参照してください。
• インポート操作を開始した製品の部品またはドキュメントを作成できます。ほかの製品の部品またはドキュメントを作成することはできません。ただし、ほかの製品の部品またはドキュメントを更新することは可能です。
• 「スプレッドシートからインポート」操作は、カスタム部品またはカスタムドキュメントでは使用できません。
さまざまなデータタイプに関するその他の注意事項については、次を参照してください。