オペレーションのパブリッシング
Windchill ESI では、関連プロセス計画をパブリッシングすることなく、ライフサイクル状態に基づいてオペレーション (規格オペレーションを含む) をパブリッシングできます。ただし、オペレーションを初めてパブリッシングする場合、関連プロセス計画と親オペレーションが下流 ERP システムにすでにパブリッシングされている必要があります。
次のいずれかの方法を使用して、オペレーションをパブリッシングできます。
• 状態を設定
• 変更通知
• プロモーションリクエスト
オペレーションのパブリッシングは、「オペレーションのコンフィギュレーション仕様状態」プリファレンスで指定されているライフサイクル状態に基づきます。このプリファレンスは、オペレーションのパブリッシングがトリガーされるライフサイクル状態を定義します。デフォルトでは、その値は空または空白です。コンマ区切りリストを使用して、このプリファレンスの値を 1 つ以上のライフサイクル状態に設定できます。このプリファレンスの値は大文字と小文字が区別されません。このプリファレンスは、「サイト」コンテキストと「組織」コンテキストの > > > > で使用できます。プリファレンスの設定の詳細については、「プリファレンス管理」を参照してください。
オペレーションのパブリッシングは、次の条件が満たされた場合にのみトリガーされます。
• ライフサイクル状態がプリファレンスの値と一致している。
• 「ESI ワークフローを自動的に開始」プリファレンスが「はい」に設定されている。
• 実装済みの変更通知にオペレーションが関連付けられていない。
オペレーションをパブリッシングする際には、上記の条件以外にも、次の点に注意してください。
• オペレーションを初めてパブリッシングする場合、関連プロセス計画と親オペレーションが下流 ERP システムにすでにパブリッシングされている必要があります。
• オペレーションは、プロセス計画に関連付けられている配布ターゲットにパブリッシングされます。
• オペレーションをパブリッシングする際には、プロセス計画の配布ターゲット属性の設定に注意してください。たとえば、「変更通知パブリッシング時にパブリッシングするアセンブリ内レベル数」や、「変更通知のパブリッシング時に、パブリッシングするサブオペレーションのレベル数」に注意します。
配布ターゲット属性の設定に基づいて、オペレーションに関連付けられている次の情報が ESI 応答でパブリッシングされます。
• 関連プロセス計画と親オペレーションの情報
• 部品割当の情報 (標準部品割当および操作参照部品割当)
• リソース割当の情報
• 標準管理特性
• ドキュメント
• 作業指示
• Options and Variants 定義式
 |
ESI 応答には、オペレーションを識別して下流 ERP システムで永続化するための関連プロセス計画と親オペレーションの情報が含まれます。ただし、この情報は下流 ERP システムでは永続化されません。
|
オペレーションのパブリッシングステータスは、オペレーションの情報ページの関連する「配布ターゲット」テーブルに表示されます。