参照
このセクションには、3 つの既成のグラフィック製品表現に関する詳細が含まれています。このセクションの情報は、3 つ既成のグラフィック製品表現 (「信号機」、「進行状況バー」、および「完了状況」) の設定および実装方法に関する詳細な背景情報として提供されています。この情報は、独自のカスタムグラフィック製品表現を作成するときに役立ちます。
次の図は、これらのクラスを拡張して既成のグラフィック製品表現を実装する方法を部分的に示しています。
信号機
ソリューションエレメント
「信号機」製品表現に固有のコードには以下が含まれています。
エレメント | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
MultiStateIconComponent | Java クラス | 多重状態アイコンのカスタムグラフィック製品表現を作成するために使用される抽象親クラスです。AbstractGraphicalComponent はこの抽象クラスによって拡張されます。 |
TrafficLightComponent | Java クラス | "信号機" の既成のグラフィック製品表現を定義およびサポートするクラスです。これは AbstractMultiStateIconComponent のサブクラスで、4 つの状態の列挙を定義しているため、管理者は信号機の 4 つの状態 (赤色、黄色、緑色、または空白) として表示される属性を設定できます。 このコンポーネントは、jsca.columns.imageRenderer JS レンダラーを使用して実際に複数の信号機アイコンをレンダリングする既存の IconComponent を活用します。 |
TrafficLightComponent は、多重状態アイコンコンポーネントの例です。これは、4 つの状態の列挙 (そのうちの 1 つは空白を表示) を実装します。MultiStateIconComponent のカスタムサブクラス (手順 - コンフィギュレーション可能でないテーブルでのグラフィック属性のサポートで説明) を実装するときに、この例を参考にすると役立ちます。
このコンポーネントは "com.ptc.core.components.rendering.guicomponents.TrafficLightComponent" クラスにあります。
進行状況バー
ソリューションエレメント
「進行状況バー」製品表現に固有のコードには以下が含まれています。
エレメント | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
ProgressBarComponent | Java クラス | このクラスにより、"進行状況バー" の既成のグラフィック製品表現が定義およびサポートされます。これは AbstractGraphicalComponent のサブクラスです。信号機とは異なり、このコンポーネントは既存のコンポーネントを活用しないため、新しい JavaScript レンダラー (PTC.progressBar.renderer と呼ばれる) も定義します。 |
progressBarRenderer.jsfrag | JS クラス | このクラスにより、進行状況のメタデータを含んでいる JSON を対応する HTML (適切なツールヒント付き) に変換する、進行状況バーの JavaScript レンダラーが定義されます。 |
完了状況
ソリューションエレメント
エレメント | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
PercentCompleteComponent | Java クラス | このクラスにより、"完了状況" の既成のグラフィック製品表現が定義およびサポートされます。これは ProgressBarComponent のサブクラスです。このグラフィック製品表現は ProgressBarComponent を活用するため、PTC.progressBar.renderer JS レンダラーも使用します。 |
その他のリソース
関連パッケージ/クラスの Javadoc
• AbstractGraphicalComponent
• GraphicalAttributeDataUtility
• GraphicalAttRepresentationHandler
• GraphicalComponent
• MultiStateIconComponent
• MultiStateIconEnum
• PercentCompleteComponent
• ProgressBarComponent
• TrafficLightComponent