Windchill UI を使用したバナーメッセージの設定
バナーを使用して、今後のメンテナンスアクティビティやその他のアラートについてユーザーに通知できます。バナーを設定するには、次の 3 つの手順を実行します。
• バナーに表示するメッセージを指定します。
• 通知の重要度を指定します。
• バナーが表示されるようにします。
バナーメッセージの指定
1. > から「テキストの調整」ユーティリティを開始します。
2. 「テキストの調整」ユーティリティで、「テキストの調整」と「ルート」フォルダを展開します。
3. 「テキストコレクション」オーガナイザーの「操作」メニューまたは右クリック操作メニューから、「新規文字列オーガナイザー」を選択します。
「新規文字列オーガナイザー」ウィンドウが開きます。
4. 「内部名」ボックスの横にあるサーチアイコン 
をクリックして、リソースバンドルを選択します。
をクリックして、リソースバンドルを選択します。「ユーザーインタフェースのテキストを選択」ダイアログボックスが開きます。
5. リソース名のリストから「BannerResource」を選択し、「OK」をクリックします。
6. 「新規文字列オーガナイザー」ウィンドウで「OK」をクリックします。
「BannerResource」文字列オーガナイザーの情報ページが編集モードで表示されます。
「エントリ」タブには 3 つの文字列が含まれています。これらの各文字列は、以降の手順で設定する「バナーメッセージの重要度」プリファレンスの重要度にマッピングされています。バナーに表示される文字列は、このプリファレンスの値によって決定されます。たとえば、このプリファレンスが「警告」に設定されている場合、WARNING_MESSAGE というキーに対して設定されている値が表示されます。
7. メッセージの重要度に対応する文字列の「エントリプロパティを表示して編集」 
操作をクリックします。
操作をクリックします。「エントリプロパティを表示して編集」ウィンドウが開きます。
8. 「値」ボックスの横にある「ローカライズ」 
操作をクリックします。
操作をクリックします。「ローカライズ」ウィンドウが開きます。
9. 「マスターテキスト」ボックスまたは必要な言語の「翻訳」ボックスにメッセージを入力し、「OK」をクリックします。
「値」ボックスにメッセージが表示されます。
10. 「エントリプロパティを表示して編集」ウィンドウで「OK」をクリックします。
11. 「BannerResource」情報ページで「保存」または「完了」をクリックします。
バナーを有効にすると、指定したメッセージが表示されます。
メッセージの重要度の指定
1. > から「プリファレンス管理」ユーティリティを開始します。
2. 「プリファレンス管理」ユーティリティの「バナーコンフィギュレーション」で、「バナーメッセージの重要度」プリファレンスの値を選択します。
◦ 「情報」 - 早急な対応や操作を必要としない情報または勧告メッセージ。このメッセージには黒色の情報アイコンが表示されます。
◦ 「警告」 - ユーザーが自身の裁量で措置を講じるよう促す注意メッセージ。このメッセージにはオレンジ色の警告アイコンが表示されます。
◦ 「非常に重要」 - 措置を講じるようユーザーに要求するメッセージ。このメッセージには赤色のアラートアイコンが表示されます。
このプリファレンスの値によって、以下が自動的に決定されます。
◦ 「BannerResource」文字列オーガナイザーで設定されている 3 つの文字列のうちのどれをバナーに表示するか。
◦ メッセージの重要度を視覚的に伝えるためにバナーに適した表示スタイルは何か。
バナーをユーザーインタフェースに表示する前に、メッセージに正しい重要度を設定することが重要です。たとえば、重要度が「警告」に設定されている場合、「BannerResource」文字列オーガナイザーで設定されている WARNING_MESSAGE というキーに対して設定されている値が警告アイコンとともに表示されます。
バナーが表示されるようにする
1. > から「プリファレンス管理」ユーティリティを開始します。
2. 「プリファレンス管理」ユーティリティの「バナーコンフィギュレーション」で、「バナーを表示」プリファレンスを設定します。
◦ 「はい」 - バナーがユーザーインタフェースに表示されます。
◦ 「いいえ」 - バナーがユーザーインタフェースに表示されません。これはデフォルトの設定です。