Jasper レポートスケジュールの専用キュー
この機能により、スケジュールされた個々の Jasper レポートを実行するための専用キューを設定できます。この機能を使用して実行時間の長い Jasper レポートを個別のキューで実行することで、実行時間が長い Jasper レポートが実行されるまでその他の即時実行レポートが待機する必要がなくなります。
wt.properties ファイル内の多値プロパティ com.ptc.windchill.enterprise.report.wbr.jasper.dedicatedQueues を使用することで、Jasper レポートを専用キューにマッピングできます。各プロパティ値は <ReportName>,<QueueName> というフォーマットで指定します。このプロパティで名前が指定されている Windchill キューが存在しない場合、自動的に作成されます。同じキューを複数の Jasper レポートにマッピングできます。
スケジュールする必要がある Jasper レポートの名前には、以下の特殊文字のみを使用できます。
シンボル
名前
~
チルド
@
アット記号
%
パーセント記号
^
曲折アクセント記号
_
アンダースコア
-
ハイフン
+
プラス記号
{
中括弧
}
中括弧
[
角括弧
]
角括弧
,
コンマ
.
終止符
これらの特殊文字は、Unix と Windows のファイル名内の特殊文字の検証と、xconfmanager コマンドの構文を考慮することによって識別されます。
* 
プロパティを更新した後は、メソッドサーバーを再起動する必要があります。
既存のキュー検証に従い、キュー名の長さは 30 文字を超えてはなりません。30 文字より長い名前を指定した場合、キュー名は最初の 30 文字にトリムされます。設定する専用キューの名前には英数字のみを使用する必要があります。
サンプルコマンド
xconfmanager --add com.ptc.windchill.enterprise.report.wbr.jasper.dedicatedQueues="Change Notice Summary Report,ChangeQueue" -p
xconfmanager --remove com.ptc.windchill.enterprise.report.wbr.jasper.dedicatedQueues="Change Notice Summary Report,ChangeQueue" -p
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