ディレクトリファイルドロップ通信委任の使用
ディレクトリファイルドロップ通信委任は、承認申請のメッセージボディをオンプレミス Windchill システム内のコンフィギュレーション可能な場所に書き込みます。受信確認メッセージは処理されません。受信確認メッセージは RegMstr ドメインから ProcessAcknowledgement 操作を使用して処理されます。この委任は <Windchill>/logs/regmstr にある独自のログファイルを使用します。
ディレクトリファイルドロップ通信委任を設定するには、次の手順を実行します。
1. 通信機能をカスタマイズします。詳細な手順については、承認通信委任インタフェースを参照してください。次の例は、FileDropTransmissionDelegate 委任の xconfiguration エントリを示しています。
<Service name="com.ptc.qualitymanagement.regmstr.impl.RegulatoryTransmissionDelegateInterface">
<Option requestor="null" serviceClass="com.ptc.qualitymanagement.regmstr.impl.FileDropTransmissionDelegate "
selector="default" cardinality="duplicate"/>
</Service>
2. Windchill での承認申請のメッセージボディの格納に使用するディレクトリを設定します。カスタムディレクトリでプロパティ regmstr.filedrop.filebased.path を設定します。このディレクトリには書き込みアクセス許可が必要です。次の例に示すように、site.xconf ファイルを使用してこのプロパティを設定します。
<Property name="regmstr.filedrop.filebased.path"
overridable="true"
targetFile="codebase/wt.properties"
value="<path-name>"/>
コンフィギュレーションが完了した後、通信に成功すると、事前に設定されている場所に承認申請のメッセージボディファイルが次の構造で書き込まれます。
<Configured filebased path>/outbox/<internal type name>/<Regulatory Submission Number>_PAYLOAD
承認申請のタイプごとに、別個のディレクトリに承認申請のメッセージボディファイルが書き込まれます。
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