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シンプルテキスト属性からリッチテキスト属性への変換
変換ユーティリティを使用して、シンプルテキスト説明属性をリッチテキスト説明属性に変換できます。変換には以下のコマンドを使用します。
copy: すべてのシンプルテキスト属性の値をそれに対応するリッチテキスト属性にコピーします。
move: すべてのシンプルテキスト属性の値をそれに対応するリッチテキスト属性に移動します。
このユーティリティを実行するには、以下のステップに従います。
1. Windchill シェルを開いて、$WT_HOME (Windchill) ディレクトリに移動します。
2. 以下のコマンドを実行します。
java wt.change2.converter.richtext.ChangeSimpleToRichTextUtility
3. プロンプトが表示された場合、ログイン資格証明を入力します。または、-u <ユーザー名> コマンドと -p <パスワード> コマンドを使用してコマンドラインに資格証明を入力できます。
4. 既存のシンプルテキスト属性を対応するリッチテキスト属性にコピーまたは移動するには、以下の各コマンドを使用します。
java wt.change2.converter.richtext.ChangeSimpleToRichTextUtility –action copy
java wt.change2.converter.richtext.ChangeSimpleToRichTextUtility –action move
5. プロンプトが表示された後で、Yes と入力して変換を確認します。
* 
属性が変換された後で変更を元に戻すことはできません。
空であったリッチテキスト属性フィールドはすべて、対応するシンプルテキスト属性フィールドの値に置き換えられます。リッチテキストフィールドにすでに値がある場合、そのフィールドは更新されません。
ユーティリティは、特殊文字を含むシンプルテキスト属性の変換をスキップします。コマンドを使用して、変換に適さないオブジェクトの詳細をエラーレポートに表示できます。
java wt.change2.converter.richtext.ChangeSimpleToRichTextUtility –action errorReport
エラーレポートは、パス $WT_HOME/logs/changeSimpleToRichTextUtilityLogs に保存されています。各操作の進行状況を表示するログファイルも、このパスに保存されます。
このユーティリティが応答しない場合や誤って閉じてしまった場合、必要に応じて変換を中止できます。そのような場合、このユーティリティを再起動して以下のコマンドを実行できます。
java wt.change2.converter.richtext.ChangeSimpleToRichTextUtility –action stop
このコマンドは以降の変換処理を中止しますが、すでに変換された記録は元に戻りません。
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コンフリクトを回避するため、変更管理オブジェクトにアクセスしているユーザーが最も少ないオフピーク時間帯や保守時間帯にこのユーティリティを実行することをお勧めします。
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