関連オブジェクトの概要の収集
コレクターツールは Windchill システムの全体を通じて表示され、操作のステップの一部になっていることがよくあります。たとえば、情報ページの「操作」リストから「チェックアウト」操作を選択した場合、「チェックアウト」ページが開いて初期選択したオブジェクトが表示され、コレクターを使用して、チェックアウトする追加の関連オブジェクトを収集できます。コレクターツールを使用すると、関係をナビゲートして関連オブジェクトを収集することにより、追加データを要求できます。コンフィギュレーション設定オプションは、(2 つの) コレクターユーザーインタフェースに含まれます。
コレクターはオブジェクトを 1 つずつサーチするのが非効率な場合に使用されます。たとえばオブジェクトをチェックアウトする場合、コレクターを使用するとチェックアウトに含める関連オブジェクトを検索できます。
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次の場合には通知されます。
• 操作を実行するユーザーのアクセス許可を理由として除外されたが、そうでなければ収集可能なアイテムがある。
• 含められているが外部と共有すべきでないアイテムがある。
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実行中の操作に応じて、「基本」タブと「アドバンス」タブの両方 (2 つのモードを切り替え可能) またはいずれか一方のタブが表示されます。
• 「基本」タブには、コレクター情報がフォームとして表示されます。このモードは、オブジェクトのリストをレビューする必要がない場合に操作のオブジェクトを素早く収集することを目的としています。このタブでは、単純な規則のセットを指定して、プロセスを継続できます。定義する各規則に対し、最初に選択したオブジェクト、またはすべてのオブジェクトに関連するオブジェクトのみを収集するか、「なし」を選択できます (Windchill の「プリファレンス管理」ユーティリティでは、各規則にデフォルト値を設定できます)。このタブを使用する場合、収集されたオブジェクトのリストは通常は表示されません。
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「基本」モードを使用する操作としては、「コレクションをプレビュー」操作などがあります。「コレクションをプレビュー」を開始すると、操作を実行する前に現在の規則設定で収集したオブジェクトのリストが表示されます。
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• 「アドバンス」モードでは、コレクター情報がテーブルとして表示されます。テーブルは収集されたオブジェクトのリストを表示し、最初に選択したオブジェクトおよび後で収集されたオブジェクトの周囲にコレクションを形成できます。詳細については、
アドバンスモードでの収集を参照してください。
「基本」タブと「アドバンス」タブが両方とも表示されている場合は、基本モードからアドバンスモードに切り替えることができます。ただし、コンフィギュレーションまたは規則の基準を変更した場合は、データが失われる可能性があります。また、1 つまたは複数の規則を変更した後で、アドバンスモードから基本モードに切り替えた場合も、データが失われる可能性があります。表示されたウィンドウで、基本モードへの移動を確認、または操作をキャンセルすることができます。
特定操作でのコレクターの使用については、使用しているモードのヘルプを参照してください。収集時の依存処理の詳細については、
依存処理を参照してください。コンフィギュレーション仕様の設定については、
Creo Parametric - Windchill 統合のセクションを参照してください。
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