ビジネスオブジェクトの管理 (CADDS 5)
概要
リリース 16 以降、Creo CADDS 5 にはビジネスオブジェクトを管理するための機能が含まれています。ビジネスオブジェクトとは、製品構造の中で単一の単位と見なされる最終品目のグループです。これらのオブジェクトはリビジョンが制御され、ライフサイクルを通して管理されます。
たとえば、船の設計にはパイプラインが含まれる場合があります。パイプラインには、パイプ、パイプスプール、バルブ、付属品、その他の部品といった多くのセクションがあります。それぞれの部品が最終品目であり、パイプライン全体がビジネスオブジェクトと見なされます。
ビジネスオブジェクト (および最終品目) は、Windchill ではモデルアイテムとして表現されます。モデルアイテムは、Windchill リリース 10.0 以降で導入された新しいオブジェクトタイプで、従来は隠れていた Windchill 内の情報を明らかにするために役立ちます。モデルアイテムは、CAD ドキュメント内に子オブジェクトとして存在します。各モデルアイテムは個別のビジネスオブジェクト (または最終品目) を表し、全体として CAD 部品を表す CAD ドキュメントのもとでグループ化されます。
これらの個別のビジネスオブジェクトは、Creo CADDS 5 ビジネスオブジェクトエクスプローラで表示できます。また、Windchill Workgroup Manager「関連付けを編集」および「部品の自動関連付け」機能でも表示できます。ここには、各ビジネスオブジェクトやモデルアイテムが 1 つの Windchill 部品として表示されます。
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